5/31日をもって改正薬事法の経過措置期間が終了します

　いよいよ5月31日をもって改正薬事法の経過措置が終了します。


http://www.pref.kanagawa.jp/uploaded/attachment/16405.pdf

一番手間が掛かりそうな部分はこのあたりでしょうか。





店頭に殺虫剤を積んでいる店舗では、医薬品に当たるようなバルサンやアースレッド系の「くん煙剤」なんかは現物を置けなくなるでしょうね。薬局の届出の敷地内で情報提供カウンター、つまりレジとかから7m以内の場所なら置けるのでしょうけれども。

そもそも消防法によると、店頭での殺虫剤のスプレー缶ガン積みなんてのはもともと引っかかってたような気がする。


やっぱり一番気になるのが一類医薬品の「1.2m」のくだりだね。

入れないようにってのがどこまで強固に作らなきゃいけないのかが微妙。ハネ上げ式のカウンターを閉じておけばいいのだろうか。

そしてそれにロックが掛かるような構造じゃないと突っ込まれるのだろうか。


まぁそもそもこの改正薬事法というもの自体が、みんなにうまく伝わっていないのが色々問題な気がする。それは国の仕事なんだろうけど、店単体でもやれただろうからな。

わざわざリスク区分とか、

登録販売者というのがどういうものなのか、

そのへんを詳しく説明するのは、やぶ蛇感があったから前向きにやってこれなかったのかもしれないですね。

本当はそのあたりを全面に出して、他店との区別をしてもらうように利用するべきなんだろうな。

ウチは薬剤師による1類医薬品の情報提供と、深夜までの全時間帯薬剤師がいて調剤受付も可能、ってところは強みなんだけどな。


とにかく5/31からは各都道府県の薬務課の方々の見回りが激しくなりそうだなということです。怖い。