ここでバトルアクスしていくかい? - ドラッグアリウス 忍者ブログ
日記なのかブログなのかいまいちハッキリしませんが、ドラッグストア勤務のおっさんがぐだります。
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 他人には全く価値のないものでも、自分には価値を感じられるものってありませんか。

まぁ単なる好みとか趣味なんて言葉でくくられる気はしますが。



ところで昨日私は武器屋に行ってきました。場所は鎌倉大仏前の山海堂土産屋です。

ここ、外観は木刀とか売っちゃってる普通のお土産屋さんなんですが、店内を覗くとなんかエクスカリバーとか置いてあるんです。もちろんレプリカなのですが。




で、そこで私はバトルアクスを買ったわけです。

7500円で。



なかば笑いを取るために買った気もします。


以前からこのお店のことは知ってはいたのですが、朝起きて「レプリカの斧を買いに行こう」って思った人は何人いるんだろうか。多分全国で10人いないよね。

ともかく私は昨日、既に「欲しい」というハードルを飛び越えた消費者だったわけです。

人が買い物をするときに越えなければいけないハードルは2つありまして、

「欲しいと思う」

「経済的に買えるかどうか」

この2つです。

私は朝起きた時既に2つ目の買えるかどうかのハードルもクリアしていた恐らく珍しい消費者だったのです。

この「欲しいかどうか」のハードルを越えさせるために、皆はポップやcmで消費意欲を煽るわけです。

「経済的に買えるかどうか」のハードルはその人の懐に依存する部分が大きいですから、いじる余地は余りありません。


ですので、大仏前の別のおみやげ屋の軒先に、

「木刀学割できます」とあったのには笑ってしまいました。


ま、確かに木刀とか斧とか変な仮面が少し安かったら、笑いを取るために買うってこともやりやすくはなるでしょう。ただ、そういう気持ちのない人にはいくら安くても買おうという気は起きないですね。

一番大事なのは「欲しいかどうか」のハードルを越えさせることです。


幸運にも私にとってバトルアクスは価値の感じられるものだったわけです。

例えその価値が、斧という物質にではなくて

「昨日武器屋に行ってさー」

というバカ話をリアルにできるというところに感じたのだとしても。


だから本当は武器を買った時に、

「ここで装備していくかい?」

とおみやげ屋のおばちゃんに言って欲しかったのです。
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プロフィール
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アリウス
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男性
職業:
ドラッグストア各店放浪中
趣味:
釣り・歌うこと・本読むこと。
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