「うんこしたい」は心のなかでだけ - ドラッグアリウス 忍者ブログ
日記なのかブログなのかいまいちハッキリしませんが、ドラッグストア勤務のおっさんがぐだります。
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「そんなつもりでは…」
「言い聞かせてはいるんですけどね…」
「やってはいるんだけど…」

この手の発言は全部、

相手に自分の意図することが伝わっていなかった事を取り繕うための「言い訳」です。

自分が意図する結果が相手に伝わっていない。また、その過程も伝わっていないということでしょう。過程が伝わっていたら少しは相手も理解しているでしょうから。

「あーこの人接客は苦手なんだけど頑張っているんだな」とか、そんな感じで理解はされるでしょう。


 そう言えば学生の頃演劇をしていた時、舞台上でとある台詞を口から出す時に違和感を感じたことがありました。

確か【スコット・フィッツジェラルドのグレート・ギャツビーは次のような文で始まっている。「僕がまだ年若く、いまよりもっと傷つきやすい心を持っていた時分に、父がある忠告を与えてくれたけれど、…】

舞台のしょっぱなでこの台詞が飛び出すわけですが、「俺グレート・ギャツビー読んでねぇ…」なんて思ってました。もうこの時点でプロ役者根性(?)がゼロなのはバレバレなわけです。果たして自分が理解していない文章を音として並べたところで観客に何か伝わるものなのか?と思うわけです。

ま、そんな演技じゃ伝わるわけはないですね。

ただ、役者が台詞を理解しているからといって伝わるわけでもない。上の話で言うとグレート・ギャツビーを読んだから伝わるというものでもない。

伝えようとする心(気持ち)と身体(見かけ)の両方が必要なのです。

接客や誰かに指導する時もそうです。

目的は相手に自分の意思を情報の欠損なく伝えるということ。そこがゴール。そうすると相手を思う「気持ち」ですらただの方法、1ツールに過ぎません。

どんなに心のなかでお客さんを大事に思っていても、目付きが悪ければパーですし、落ち着いた接客をしようとして声量を控えめにしていても、その意図が伝わらなければタダの暗い店員です。

自分では笑顔のつもりでも、鏡で見ると単に引きつった顔だったり。

どんなに同僚や部下を大事に思っていても、思うだけじゃ全然伝わってなくって離職を防げなかったりってそりゃ俺だわ。

 気持ちは確かに大事です。外面作ってから内面(気持ち)を作るよりは、内面を作ってから外面を作ったほうが自然な演技ができるでしょうから。

得意先やお客さんとの電話でも

「申し訳ありません!」「ありがとうございます!」なんて言う台詞の時にうっかり頭をさげちゃったり笑顔になる時はありません?

多分それお客さんに伝わってると思います。あなたの声は頭下げてる感満載の声になってるでしょうから。

そこをわかっていないと、

本気でお客様のためのことを考えて色々サービスやら考えている人よりも、

毎日「うんこしたい」と考えながら接客をしている人の方が評価されるなんてことにもなりかねません。

気持ちも商品の価値も、相手に伝わらなければ存在しないことと同じです。

【タクティクスオウガ】主人公の名前を「うんこしたい」にする まとめ【運命の輪】


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プロフィール
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アリウス
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男性
職業:
ドラッグストア各店放浪中
趣味:
釣り・歌うこと・本読むこと。
自己紹介:
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