叱るということは相手の人生を背負うということ

　例え馴れ合いと他人に言われようとも、俺はスタッフみんなの仲が良くて上司の顔色を伺わずに済むような職場にしたい。

結果、短期間で売上を抜き出して見た時に、恐怖政治のような職場よりは売上が落ちようともだ。

　駅前、激戦地区の店舗ならまだしも、住民の方々が行き帰りにお店の前を通らざるをえない店舗ならなおさらです。

お客さんにしてみれば、毎日毎日つまらなそうに仕事をしているスタッフの顔をみなくちゃいけないわけですから、そのうちスタッフもお客さんも死んだ魚のような目をするようになってしまいます。

恐怖政治とは先程言いましたが、上から押さえつけるような職場でも、そのプレッシャーに打ち勝ったものがきちんと評価される形態ならまだいいですが、搾取されるだけの職場ならそこを利用している学生さんなどに「あぁ、ここで働きたいかもしれない」と思ってもらうことは難しいはずです。

転職や初めての職場で気にされるポイントの多くは人間関係や職場の雰囲気なのですから。


http://careerzine.jp/article/detail/2169

褒めて伸ばすのも叱って伸ばすのも同じくらい難しいとは思いますが、まーぶっちゃけ俺は「怒る」のは苦手なので褒めて伸ばす方を選びますね。

商品に関しては勝手に売れる商品を伸ばすよりも全く売れない商品を伸ばす方に喜びを感じてしまうタチなのですけど。


ただ、叱って伸ばすのも褒めて伸ばす方にも共通していることが

自分を見てくれているかどうかが「感じられるかどうか」

が、大事です。ま、言いっぱなしというかほったらかしはだめってことですね。

ヤクザとかDV男に参る人が多いのと似てますが、相手をぼこぼこに殴ったり貶めた最後に

「やっぱりお前じゃないとだめなんだ」

とするところっといっちゃう心理と似ています。これに騙される人は多いです。映画監督と女優がいい仲になっちゃうケースが多いのも同じ。芝居の稽古だと全人格を否定されるような駄目出しを受けることがしばしばありますが、最後には「良くやったな！」でなんとかなっちゃいます。

フォローが大事ということですね。

最後はだいぶ暴論になりましたが、結局「自分をきちんと見ていてくれる上司」が好かれるのです。

まぁ、俺は褒めっぱなしで「すげぇ！」とか「いいんじゃない？」とかばっかりなので、叱り方を覚えなくてはいけない方なんですが。