どじょうは豆腐の中で震えてろ - ドラッグアリウス 忍者ブログ
日記なのかブログなのかいまいちハッキリしませんが、ドラッグストア勤務のおっさんがぐだります。
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 産経新聞は野田佳彦に独裁者になれとささやいているのだろうか。


ドジョウの迷いが「命取り」 TPP交渉に暗雲
 「言うだけ番長」と揶揄される前原誠司政調会長らの調整能力不足もあるが、やはり最大の責任は首相にある。意見集約を党執行部に「丸投げ」し、自らの意思を明確にしてこなかったからだ。

 確かにチラチラと色気は見せていた。「高いレベルでの経済連携はどんどんやっていく」(10月20日のNHK番組)、「アジア太平洋地域の成長を取り込める可能性がある」(10日の衆院予算委)-。いずれも交渉参加を前提とした発言だろうが、自らの意向を問われると「党でしっかりと議論し、早期に結論を出す」と繰り返すだけ。これでは慎重派に「強く反対すればあきらめる」と思われても仕方がない。

 しかも首相の「迷い」は国民の不安を助長した。TPP交渉に参加しなければ「不戦敗」だが、交渉入りすれば国益と国益がぶつかり合う戦場で闘わなければならない。こんな優柔不断な首相の下で国益を勝ち取ることができるのか。

 「政府にちゃんと米国と交渉できるやつはいるのか? しっかりと交渉できるやつがいなければダメだ…」

 元来、自由貿易論者である民主党の小沢一郎元代表も10月下旬、側近にこんな懸念を漏らしている。

 「覚悟を決めて物事を進める。厳しいことでも逃げることなく国民に訴えて理解をいただく」

 首相は就任に際し、月刊誌「Voice」10月号にこう記したが、何一つ守れていない。 (加納宏幸)

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111110/plc11111002580004-n3.htm(抜粋



「迷うな、己の方向性を示せ」と言いたいのだろうが、ことTPPに関して言えば首相にはずーっと迷ってていただきたい。

もう、とにかくこの記事も突っ込みどころが多すぎて疲れます。



どじょう豆腐

鍋に水を入れ、生きたままのどじょうを一緒に煮立たせ、そこに豆腐を入れると、熱さに耐えきれないどじょうが冷たいままの豆腐の中に逃げ入り、そのまま豆腐と共に煮え上がって出来る。 周りからは湯豆腐を食べているようにしか見えず、肉食が許されなかった僧侶が好んで食べていたと言われる。
Wikipediaより


架空の料理のようです。

オバマ米大統領に交渉参加を明言し、日米同盟の絆を国際社会にアピールする-。これが首相が描いたシナリオだった。

まずココが大変おかしい。というかそんな絆という不明瞭で数値化できないものに、日本国民の主権を捧げていいのだろうか。


今のところTPPでのルールは日本の法律より優先されることになります。

国家の主権、つまりうちらの


政治家を自分たちが投票して選ぶことで、法律を決めさせ、日本の行く末を決める。

っていう国民主権の上にTPPのルールが鎮座することになるんです。それはダメだろ。輸出に依存している国は「それでも良い」と言ってるのかもしれませんが。


そして交渉参加は「ほぼ賛成」と同じ事で、賛成ぎみで交渉参加してきたのにそれをコッチから離脱するということにより交渉参加国の顔に泥を塗るのと同じ。

「日米同盟の絆を国際社会にアピールする」

という狙いの方々が自爆することになる。

「ルール作りで納得できなければ途中離脱すればいい」

という意見は通じません。

そもそも毎日新聞のスクープによって、TPP参加はオバマ政権のご機嫌取りのためだったことが明らかになっています。http://mainichi.jp/select/biz/news/20111028k0000m020158000c.html

やはりTPPはアメリカのご機嫌伺いだった事が判明

「高いレベルでの経済連携はどんどんやっていく」「アジア太平洋地域の成長を取り込める可能性がある」

上記記事にあるこの意見も推進派の口からよく聞かれるセリフですが、イメージだけで中身がありません。ミスリードです。


http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_32.html#TPP
もうこのグラフも三橋さんのところから拝借し過ぎですが、どこにアジアがあるんでしょうかね。

GDPできちんと表されると、アジアなんて日本以外無いことがわかります。


しかも首相の「迷い」は国民の不安を助長した。TPP交渉に参加しなければ「不戦敗」だが、交渉入りすれば国益と国益がぶつかり合う戦場で闘わなければならない。こんな優柔不断な首相の下で国益を勝ち取ることができるのか。


ちなみにTPPの交渉は、

シンガポール、チリ、ブルネイ、ニュージーランド、ベトナム、ペルー、オーストラリア、マレーシアそしてアメリカの9カ国で交渉を続けてもう2年程時間が経っています。


日本が交渉参加を許して貰えるのは「来年の5月から」と言われています。

その許してもらえるという理由が、米国の国内法の関係からっていうところがまた「俺がウンと言わないと参加せないよ的な」ジャイアニズム全開な感じです。

で、来年の夏に交渉は終わることが決まっています。日本が参加すればもうちょっとネギしょってやってきたカモをおいしく頂くために伸ばすかもしれませんが。

さて、日本抜きで散々議論してきたルールを今更コッチに有利なもの変えることなんて出来るのでしょうかね。

無理。麻生総理でもなければ無理。いやそれでもジャイアンアメリカを黙らせるのは無理でしょう。


そもそも本当に日本が参加することでコッチにもあっちにもメリットがあるんだったら、いずれ向こうから誘ってくるって。
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