ルールを変えるのが得意 - ドラッグアリウス 忍者ブログ
日記なのかブログなのかいまいちハッキリしませんが、ドラッグストア勤務のおっさんがぐだります。
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ユーロが患う3つの病と、3つの処方せん

英エコノミスト誌のWebサイトで面白いディベートをやっている。テーマは統一通貨ユーロ。ギリシャやアイルランド、ポルトガルといった国が債務危機に陥る中で、もうユーロを維持するメリットはないのではないか、という議論だ。ユーロ解体に賛成する人々と反対する人々に分かれての議論は、ユーロの将来がどうなるのかということだけでなく、日本の円をどう考えればいいのかという点にも、参考になりそうだ。今回は、ユーロ解体賛成論者の意見を紹介する。(後略
http://money.jp.msn.com/newsarticle.aspx?ac=IT20110801006&cc=07&nt=25



ちょっと面白い記事を見つけました。

>ドイツの非常に安い金利水準で借りることができたことで、ギリシャ政府は巨額の累積債務を抱えてしまった。

ドイツという優等生のおかげて、ギリシャという放蕩息子は身の丈に合わないほどの無駄遣いができてしまっていたわけだ。


そして今ギリシャが抱える問題を、優等生(経常収支が黒字)のドイツやオランダの国民が肩代わりさせられようとしている。

本来ならデフォルト(破綻)した国の国債をECB(欧州中央銀行)は引き受けないというルールのはずだったのだが、オリンピックのルールなんかをしょっちゅう捻じ曲げてしまうように、今回も無理やりルールを変えてきた。


「年利17%超えてるような結構危ない債権だけど、あなた達民間金融機関はあくまで【自発的に借り換え】させてあげてね。」


と言ってるようなもんだ。


いや、普通怖くて一旦償還してもらったら止めたくなるけどな…


この強引なイベントもデフォルトではないと言い張っているのが欧州の方々なわけだ。



スキージャンプとか野球とかソフトボールとか水泳のバサロ泳法とか、都合が悪くなると途端にルールを変えてしまったオリンピックの件を思い出す。



上記記事に登場する、プランBのギリシャをデフォルトさせてユーロ離脱というのが現実的か。CDSの連鎖が怖い気もするけど。


プランCも面白い。

>オーストリア、フィンランド、ドイツ、オランダがユーロから抜けて新しい統一通貨をつくる。


ただ、これも参加している国家全てが経常収支黒字とか好景気とか、

足並みがそろってないと今回みたいに問題がいずれ出てくると思う。


共通通貨とか統一国家とか、20世紀に始まったヨーロッパの実験はどういう着地をするのでしょうか。
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