場末の喫茶店で入店時に訝しげな眼で見られるような

　自身の接客態度を振り返ってみて、常連さんと仲良くなり、会話も弾むようになったときに、その常連さんの直後に接客したお客様との温度の差、意識したことはありますか？


なんか偉そうなこと書いてますが、うちのスタッフに向けての言葉なのでご容赦願いたいところ。


そういった温度の差をお客さんは感じています。

いつもは「大勢に好かれようとするよりも、一部で良いから信者ができるような尖った店づくりをしろ」と言っている私ですが、この部分はちょっと違います。


これは、待ち合わせの場所に向かったは良いものの、相手があまりにも「ダサすぎた」みたいなそんなレベルの話です。

性格や内面をアピールする前に門前払いを食らうような。


まぁ、常連さんだけ愛されて、一見さんは常連になるためにはしょっぱなの洗礼を浴びなければならない、なんていうお店もあるだろうとは思いますが…


そのやりかたで成功するには、それ相応のイカれた個性が必要でしょうし、リスクも高すぎます。



どうでしょうか、


「常連さんと結構仲良さそうにお話できるようになった俺ってカッコイイ」


みたいな、間違ったプロ意識を持ち始めていませんでしょうか？

自分の身を振り返ってみましょう。

こればっかりは、一部に愛されて他大多数に嫌われるよりは、

全員に85点の接客の方が正解です。というか、最低限の「しつけ」を受けた上で、常連の皆さんと仲良くしなければいけません。


常連の皆様と仲良くなるのは良いことですが、ほかのお客様が「それ」を見たときに、疎外感を感じている　お客様もいらっしゃることをお忘れなきよう。

ま、そういった扱いされた方がいいって人もいるにはいるけどね。俺みたいに(ﾟ∀ﾟ ∬