貯金が増えることは良い事ばかりじゃない - ドラッグアリウス 忍者ブログ
日記なのかブログなのかいまいちハッキリしませんが、ドラッグストア勤務のおっさんがぐだります。
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家計金融資産、3年ぶり減少=1483兆円、株下落など響く―日銀

時事通信 3月23日(金)13時2分配信
 日銀が23日発表した2011年10~12月の資金循環統計によると、家計が保有する金融資産残高が12月末時点で1483兆円(前年比0.4%減)となり、3年ぶりに減少した。債券投資額が減少し、投資信託や株式の価格が下落したことが影響した。
 このうち現預金は839兆円(同2.2%増)となり、5年連続で過去最高を更新した。東日本大震災の影響により「いつでも使える現金や流動性預金の比率を高める動きが強まった」(調査統計局)とみている。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120323-00000085-jij-bus_all



「株価が下落しただけで、現預金は増えているので日本経済は平気」

なんて考えている人は思い直したほうが良いかもしれません。

お金は貯めこまれていても誰の得にもならない。まぁ、溜め込んでいる当人は増えていく預金を見て、ニヤニヤできるかもしれませんが。

 貯蓄が増えていくということは、個人にとっては幸せなことですが経済全体を考えるとあまりいいことではありません。


昨日の記事で、麻生総理がおっしゃっていた「合成の誤謬」というものがそれにあたります。

家計で考えると、将来に備える貯蓄を増やすのは当然の事なのですが、国民全体が貯蓄のことしか考えなくなってしまうと、お金を使う人が少なくなってその分、GDPに回るお金が少なくなってしまいます。

そうすると、皆の給料が少なくなって、さらに日々使える額が少なくなるという悪循環にはまってしまいます。というか、今その悪循環にはまっている真っ最中なわけなんです。

じゃぁみんなでお金使い始めればいいじゃない、って言いたくもなりますが、こんな先行き不安な状態でお金を使おうとする人もいないですし、儲けを考える企業なら、なおさら収益のことを考えると設備投資なんてできませんよね。

それなら、どうすれば良いかといえば、


政府が、短期の損を承知でお金を無駄遣いでもいいのでするしかないんです。


政府だけは、損をしても最終手段で「お金を作る」ということが出来るのですから。

そんなことをしたらインフレになる!とお思いかもしれませんが、今はデフレなのですから。少々の、年に数%程度のインフレなら大歓迎なわけです。

そしてインフレが過度になりつつあるなと感じた時に、「増税」をすればいいわけなのです。

そう、そのあたりを抑えてさえいれば、こんな事は言わないし、こんな事に騙されはしないはずなのです。


「若者にもきちんと説明したい」 岡田副総理、ニコ生で「消費増税」への理解求める

「デフレ時代は資産の無い若い人には絶対にチャンスだ。安くものが買えるなど悪いことばかりではない」

http://news.nicovideo.jp/watch/nw220387


デフレで物価が安くなっている時に、デフレを悪化させようとしてどうする…

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