卵の色は餌の色

　カゼの流行る季節になってきましたな。

カゼ薬というものは対症療法なので、その場しのぎにすぎません。その辺はみなさん御存知の通り。頭痛すぎとか熱高すぎで体力消耗しちゃう時だけ、カロナールやタイレノールなんかのアセトアミノフェン製剤を飲むといいでしょう。

せきしまくるとげっそり痩せて良いダイエットになるよね！(ﾟ∀ﾟ ∬
接客業だと咳を放置することはできないのがツライですけど。

…非ステロイド系の解熱鎮痛剤、例えばイブプロフェン等の強めのものは熱があるときにはあまり飲まないほうが良いでしょう。

ウイルスを倒すために出している熱が急激に下がりすぎて、その時再び増えたウイルスに身体が反応して、薬が切れた後でかえって熱が上がりすぎてしまうことになります。

　なので、私の場合は漢方薬を飲むことにしています。麻黄湯とか葛根湯とか銀翹散とかそのあたりです。

でもそれだけだとなんなので、もっとも栄養を手軽に補給できる卵料理やゆで卵を普段よりも多めに取るように心がけています。かぜひいたお客様には卵を摂ることをオススメするとともに、ビタミンCの積極的な摂取もオススメしています。

2つともウイルスと戦う奴らの原料になるものですからね。


で、その卵なんですが、あの黄身の色って栄養たっぷりに育てられたからオレンジ色だったり、そうでないから薄い黄色だったりする…わけではないって知ってました？


にわとりの餌に赤い色素のパプリカを添加した鶏、黒い色素を2日おきに添加した鶏、そして黒い色素を添加し続けた鶏、それぞれのゆでたまごはこうなります(ﾟДﾟ；)



食欲失せる。


生卵はこんな感じになるそうです。



怖すぎる。


卵いいよ卵。


あ、コレステロールは心配しないように。

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なんでコレステロールというか卵が悪者にされているかっていうと、

1913年に、ロシアの病理学者アニチコフさんが、ウサギにコレステロール（卵黄）を与える実験をしました。

その結果、ウサギは動脈にアテローム（脂肪の塊、こぶみたいなもん）ができ、の中にコレステロールの結晶が見つかり、動脈硬化になりました。

この実験の結果から、コレステロールが動脈硬化の原因であると発表されたわけだ。

草食動物のウサギにそんなん食わせたらそりゃコレステロールも上がるよね。

これを雑食の人間にそのままもってきたのがいけなかったようですな。

そもそも卵にはコレステロールを排出する役目のコリンて成分を含む卵黄レシチンが多く含まれているので、気にせず食べてOK。

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