騙されませんように6

消費税は上がりませんよ？

まだ皆が上げられないと思っていれば上がらないよ？


「まぁ、しょうがないか」とか

「日本の財政は火の車だしな」


なんて、こういう考えを持ってしまっているのは、騙されている人です。誰に？下のような記事を書く人たちにです。

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消費増税、財務省「完勝」の先に

消費税がいよいよ上がりそうだ。2014年４月に８％、15年10月には10％への増税。アタマでは分かっている負担増も、多くの人は肌感覚で拒絶する。決断が必要な歴史の瞬間はあっけなかった。

　６月15日深夜。国会内で民主、自民、公明３党の首脳が消費増税関連法案の修正案への合意文書に署名した。３党の３人は目の前にある紙に、ただペンを滑らせた。（後略

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS2803Q_Y2A620C1000000/?dg=1

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これは日経新聞電子版ですが、やはりこの記事も附則第十八条のことにふれていません
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「施行前に、経済状況の好転について、名目及び実質の経済成長率、物価動向等、種々の経済指標を確認し、前二項の措置を踏まえつつ、経済況等を総合的に勘案した上で、その施行の停止を含め所要の措置を講ずる。」

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今のところこの附則18条のことを報道した関東キー局や大手の新聞社はあるんでしょうか。

「附則第18条」でニュース検索したら一つも出てきません。

もうまるで2014年に増税が決まったと言わんばかりの、既成事実化を狙うための報道ばかりです。せめてこのブログをチラ見してくれてる新入社員のみんなは希望を失わないように。


「増税もしょうがないよな、次世代にツケを回さないためだもの」


などと、「ここで騒がない俺ってカッケー」的な発言をしている友人や同期がいたら、さりげなく言ってあげましょう。


「増税はまだ決定したわけじゃないよ。景気が良くなったかどうか、"2013年の10月にその時の政権が消費増税を止めるかやるか判断する"って、"衆議院で"決まっただけだよ？なのに最近のニュースっておかしくね？」

「ツケって具体的に何？景気の悪い日本を後世に残すのがツケを回すっていうんじゃないかな？」と。


ほんとは何か相手に言ってやりたいのに、声を上げずにすんなり受け入れるのが美しいという風潮は好きじゃないです。

税金が上がるのが嫌なら嫌で、投票によって上げる必要なんてないって言ってる人か党に投票しましょう。

それが声を上げることになりますよね。



ちなみにこの附則18条は麻生政権が成立させた

所得税法等の一部を改正する法律（平成21年法律第13号）（抄）

の、附則104条の流用です。

この動画でご本人もおっしゃってます。