糖質制限食じゃなく回帰食とか原人食って名前でもいいかも

　糖質制限も早三ヶ月半ば。

職場で「痩せたね」と言われることに慣れてきたわけですが、ここ2ヶ月ほどは停滞期というか体重の増減が全くなく、ずーっと体重は74～75kgのままでした。

しかしついおととい数日乗っていなかった体重計に足を乗せてみたところ、74kgを割って5年ぶりくらいで73kg台になりました。毎週2回程度は居酒屋で満腹になるまで好きなだけ食って飲んでいるのにね。

そして糖質セイゲニストが職場で増殖中です。


ある人は「昼の眠気をなんとかしたい」という理由で。

またある人は「学生時代の体重に戻りたくなった」という理由で。


そしてどの人も始めて数日でベルトが緩くなっただの、体重が4日で3キロ落ちただの、何も理解していない人からすると胡散臭さで満載のうれしさコメントを頂いて、ちょっと紹介しただけですが、

なんだか自分が褒められたようで嬉しい限りです。丁度自分が薦めた映画や漫画を「面白い」と言ってもらえた時の感覚とそっくり。

ま、信じない人がいればいるほどスリムになったオッサンが浮き立つわけなので、半信半疑ではやらないでねって感じです。


職場の糖質セイゲニストは3ヶ前の私だけと比べて10人くらいに増えました。

自己申告ではありますがみなの体調の変化をまとめると、


「アルコールを飲んだ時の午前1時くらいの鼻づまりが無くなった」

「アトピーがなんか軽くなった」

「昼食後の眠気が無くなった」

「腹が減らなくなった」

「お腹が減って物を食べるというより、1日三色なんだから食べなきゃと思って食うようになった」

「深夜の灼けるような空腹感が無くなった」

「アルコールに強くなった」

「二日酔いにならなくなった」

「おならが臭くなった」

「便秘がちになった」


こんなところでしょうか。

総じていいコメントが多いのですが、便秘とおなら悪化（？）は私も思い当たります。多分肉とチーズの摂取量が増えたせいで腸内フローラのバランスが変わったせいなんでしょうかね。あと食物繊維が不足してるとか。何か串ばっか食ってるし。

だってコンビニってホントに糖質セイゲニストには鬼門なんですよね、フライヤーものかチーズかゆで卵くらいしか選択肢が無いんですもの。最近はようやくおでんが始まったおかげで、がんもどきとか、卵とか、こんにゃくとか、牛すじとか、つくねとか、厚揚げという選択肢が増えましたけど。

炭水化物ものって安くて手っ取り早くエネルギーを摂るには良いのですよね。

それがなければ、現在の第一次産業に従事する人以外の労働者や為政者や文化人を養うための「食料エネルギー」は絶対的に足りないわけですから。

初期の人類も穀物を安定的に栽培できるようになったお陰で、定住生活ができるようになったわけですし。

そのへんは、


この本とか、


この本を読むと良くわかります。

「いつまで続けるの？」

「まだあれやってるの？」

まだまだセイゲニスト的には新参ですが、そう言われることが多いです。


でも炭水化物とは何だということを何となくでも理解すると、一生続けるのも別に苦じゃないよなと思えてくるようになるんです。

そもそも一生での摂取量を減らすだけで、摂取量をゼロにするわけじゃないですからね。

それに、

たまの「ご褒美としての炭水化物」と考えると、紀元前4000年くらい前までの暮らしに戻っただけという気がして、普段目にする炭水化物をより愛おしく思えてきたりするんです。

70kg切ったらご褒美として昼食にカレーライス食って、夜にはラーメン食べて爆睡ってパターンをしてみたいですね。

ちょっと前には普通にしていたことが光り輝いて見えるとは。