国の借金シリーズ - ドラッグアリウス 忍者ブログ
日記なのかブログなのかいまいちハッキリしませんが、ドラッグストア勤務のおっさんがぐだります。
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「国の借金」1024兆9568億円に…3月末
財務省は9日、国債や借入金などを合わせた「国の借金」が2014年3月末時点で、1024兆9568億円だったと発表した。
 これまでで最大だった13年12月末から7兆110億円増えた。
 国民1人あたり約806万円の負担で、一般会計の税収(14年度予算案では約50兆円)の約20年分に相当する。
 公共事業などの費用を賄うために発行する国債が、13年12月末より4兆6807億円増えたほか、短期の資金繰りのために発行する「政府短期証券」も2兆599億円増えた。
 財務省は、借金が1年後の15年3月末には1143兆9000億円まで増えると試算している。

 毎度おなじみ国の借金シリーズです。

国が借金しているということは『誰かにお金を借りている』ということです。これは当たり前の話で、相手なしでは借金できません。(ほんとに当たり前)

でもこの手のニュースで『誰から借りているか』という相手の話はまず出てきません。なぜなのでしょうか。きっとこの『国の借金』という言葉自体が嘘ということがすぐにバレてしまうからだと思います。

さて、それでは誰が貸しているのかというとそれは日本銀行や民間銀行、生命保険会社、損害保険会社などが多くを占めます。


2013年9月末時点(確報値) 日本国債所有者別内訳ト(総額は818兆円)

国内銀行の青が多くを占めますが、国内銀行は何のお金で政府に貸出ししているのでしょうか。

もちろんそれは『私達国民の預金』です。

ということは私達が政府にお金を貸し出しているのですから、これは国民の借金ではなく『債権』になります。はい、もうこの時点でいつものこの手のニュースが嘘だったということがわかります。

そして、日本銀行の紫の部分に注目しましょう。

日本銀行も日本政府にお金を貸しているのですが、『日本銀行は日本政府の子会社』です。ということは親が子供から借金しているようなものですから、連結決算により借金はチャラになってしまいます。

その日本銀行がどれだけ政府にお金を貸していて、日本政府はどのくらい『返さなくて良い借金があるのかの推移』がこちら。


日銀保有国債(等)と日銀以外保有国債(等)の推移(単位:億円)

日銀が保有する国債の額が大きくなってきています。ということは返さなくても良い借金が増えていますので、実質的な政府の借金は減っているのです。

2013年9月時点でおよそ128兆円の政府の借金は『返さなくても良い借金』になります。読売新聞さんにはこの辺りをきちんと報道してほしいものです。

『国の借金=国民の債権』
『デフレの時に政府が節約すればお金が民間に落ちてこなくなる』

このあたりが早く広まらないと、また政府が国民の声を気にして節約に走ってしまいます。

麻生総理も立場上いきなり『国の借金なんて嘘』とは言えないのでしょうが、もっと強気な予算を組んでほしいものです。


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