手段と目的がごっちゃ - ドラッグアリウス 忍者ブログ
日記なのかブログなのかいまいちハッキリしませんが、ドラッグストア勤務のおっさんがぐだります。
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自民、「対民主」鮮明に… 原発は当面活用、消費税10%、非核2.5原則
自民党の国家戦略本部(本部長・谷垣禎一総裁)は20日、党の中長期政策の基本方針となる報告書を発表した。消費税率の10%への引き上げや集団的自衛権の行使容認を掲げたほか、既存の原発は安全対策を強化した上で当面稼働させる方針を明記。「脱原発」を表明した菅直人首相や民主党政権との対立軸を鮮明にした。今後10年間の最優先課題を「減災対策」と位置付け、公共事業を拡大する方針も打ち出した。今後、報告書をもとに、次期衆院選の公約作成を進める。(後略
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110720/stt11072011300003-n1.htm


この際、他の部分は目をつぶるから、増税は止めてくれないかな。

せっかく公共事業拡大という方針を打ち出してるのに、またアクセルとブレーキ一緒に踏んでる状態になってしまう。

与党は与党でこんな有様だし。


復興増税、10兆円規模で 所得・法人税軸に5~10年間 政府検討
政府は東日本大震災からの復旧・復興費用を賄うため、10兆円規模の臨時増税を実施する方向で検討に入った。増税期間は5~10年とし、所得税や法人税を軸に税額を上乗せする。子ども手当の見直しなど歳出削減に加え、国有財産の売却や剰余金で増税額をできるだけ抑える。月内にもまとめる復興基本方針に盛り込み、2011年度第3次補正予算案と同時に法案化を目指すが、増税の開始時期は不透明だ。(後略
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819481E0E2E2E2E08DE0E2E2E5E0E2E3E39F9FE2E2E2E2


自民党も「消費税10%引き上げはデフレを脱却して、インフレ率○%になってから」とかハッキリ言えばいいのに。

せっかく【財源はデフレ期間中は建設国債でまかなう】とまで民主党との違いを出してるんだし。


民主党が検討している復興予算の全体像の中で一番意味不明なのが、


財源は、当面は通常の赤字国債とは区別する「復興債」(国債)を発行して調達し、償還財源もあらかじめ明確にする。


って部分。

日本国債は95%が国内で消化されている(国内から借りてる)ので、それを償還、返す先も国内の金融機関、例えば銀行や保険会社なわけだ。

返したって結局、銀行なんかはお金の使い道(融資先)がなくて困ってる状態だから、そのお金はまた国債を買うお金になってしまう。

経済学者のアバ・ラーナーさんは、国内で消化される(自国民が購入する)「内国債」を償還することについて、

「右ポケットの小銭を左ポケットに移しているようなもの」と表現している。


そう、小銭は落として無くすということは絶対にない。必ずどこかへ移動するだけ。

今、政府の負債が1000兆程度になっているということは、誰かが1000兆貯め込んでいるということだ。GDP(フロー)から切り離されたところの、貯金とか企業の内部留保(ストック)をどうやってGDP(フロー)に戻して経済を活性化させるかを先に考えなきゃいけないはずなんだ。


財政健全化はその結果、好景気になり税収が増えて達成されるべきで鼻から狙うものでもない。
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