消毒用アルコールとイソプロピルアルコールの違い

　今日、お客様に消毒用アルコール（エタノール）について尋ねられた。

無水エタノールと消毒用エタノール、そしてイソプロピルアルコール

この違いはなんですかと。

無水エタノールはエタノールを99.5v/v%以上含む。皮膚に塗っても即蒸発してしまい、あまり消毒効果は期待できない。


消毒用エタノールは水分がちょっと入っていて、アルコール濃度は76.9〜81.4v/v%あり、最も消毒効果が期待できる。

イソプロピルアルコールは2-プロパノールが添加されたもので、飲用できないので酒税がかからず大抵はちょっと安い。


こんなやつです。


ま、でもおそロシアあたりではそんなこと構わず飲んじゃいそうですが。


とにかく、似たような内容の商品が何点か並んでいて、売価が違うとお客さんは不安になるものです。きちんとした理由で価格が違うのかどうか分からないので、この店はぼったくってる可能性が感じられて信用ならないんじゃぁないかと。

そこで24時間働いてくれるPOPの出番なわけです。

この程度の情報なら5cm四方のPOPになら十分書くことができますしね。


なら早く書けという話ですね、申し訳ない。


このような、「従業員には常識でも業界外の方々には意外と新鮮」な情報ってのは色々あるはずです。

それをPOPなりレジでの小話なりで披露していけば、ちょっとした信頼感を持ってもらうことが出来る上に、自店を忘れられるという悲しい出来事を防ぐ一助にもなるわけです。