それは、取れないぶどうをすっぱいものと決め付けることと似ている

---

ぶち抜き大特集 これでは子や孫の世代に申し訳ない いま35歳以下の日本人はかわいそうすぎる 老人3000万人の面倒を見る

「経済成長も、世界の注目を集める革新的な発明も、これからの日本で起こるとは思えない。ですから、若者たちは『経済的に豊かになる』という価値観を捨て始めました。これまでは親と同等か、あるいはそれ以上に経済的に豊かな暮らしを送るのがひとつの目標でしたが、『もう親を越えるのは無理だし、地元で仲間と楽しく過ごそう』と、価値観の転換を図っています」

　元フリーターで、若者の生きづらさをテーマにした共著もある、津田塾大学の萱野稔人准教授は、若者が置かれている状況をこう説明する。（抜粋

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/31821

---

これ以上無いというくらい「もう　日本はだめだ」という記事ですね。

「各種のデータをもとに推計」と書かれていますが、恐らく毎年名目GDPが数％減少という憶測に基づいての記事でしょう。俺のこの決めつけも憶測なわけなのですが。

毎年GDPが減少していったら、そりゃぁどんな優良国家でも年金に問題が出てきますって。

「給料が上がらなければ、結婚にも踏み切れない。」

とまで書いているのだから、給料が上がれば早期結婚に踏みきれるわけだ。それならみんなの給料が上がるにはどうしたらいいかを考えればいい。


給料の額を表す指標になるものはなんだ？

そりゃGDPだ。


ならGDPを上げればいいじゃない。

そしたらGDPを上げてくれそうな奴を国政に送り込めばいいじゃない。俺らには俺らがしなくてはいけない毎日の仕事があるわけだし。そんな、税金を分配するだけなんて創造性の無い作業は、


自分たちが選ぶ「とりあえずまだマシな」政治家に任せておきましょうよ。


そのためにも、次回の総選挙には投票にいきましょう。



『悲観主義は気分のものであり、楽観主義は意志のものである。およそ成り行きにまかせる人間は気分が滅入りがちなものだ』

アラン　『幸福論』より



会社でだって、

「もうこの先成長はのぞめないなぁ」なんてぼやいている奴と、

「まだだ、まだ終わらんよ！」って言ってる奴とじゃぁ、

随分魅力も変わってくるんじゃないかなぁ。