糖質セイゲニストな暮らし(糖質制限) - ドラッグアリウス 忍者ブログ
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カロリー表示が肥満を誘発?
 ハーバード大学で研究を行うリチャード・ランガム(Richard Wrangham)氏は、公式カロリーの多くが正確ではないと主張する。「精白パンのように加工度の高い食品であれば信頼性がある」と同氏。「しかし、加工度が低い食品の場合、吸収されるカロリーは公式な数字を下回る可能性が高い」。
 原因は、ラベルに表示されるカロリーの測定法が、食品が消化されやすくなる加工や加熱の有無を考慮しない点にある。ランガム氏によれば、体が吸収するカロリーは食品の物理的構造に影響されるという。(抜粋
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140310005

 火を通していない「生米」を食べるのと、炊いた「ごはん」を食べるのとでは、圧倒的に後者のほうが栄養吸収率は高いです。多分生米をゴリゴリ食べたら吸収しきれずに下痢するんじゃないかな。

以前、カロリーについては、

「食品自体を燃焼させて得た熱量から、人がその食品を食べて排泄した物を燃焼させて得たカロリーを引いて出た数値がカロリー」

なんだけど、その排泄物、「うんち」自体、腸内細菌の死骸や剥がれ落ちた腸内細胞が重量の半分を占めるのだから、それを燃やした所で正しいのか?

って話をしました。

そっか、カロリーもそうですが、熱を加えて吸収しやすくした「料理」とそのままの「素材」では吸収率が違って当たり前ですよね…

ニンジンも生で食べると細胞壁が吸収の邪魔をしてほとんど栄養素を得られないそうです。ま、その分血糖値も上がりにくいわけで、味だけ楽しむのなら生の方が太らないと言うわけです。

しかし生だからと言って何も得られないわけではなく、例えばゴリラの主食の86%は草ってところとか。雑草を食べても、そこにカロリーは無いでしょう。じゃぁどこからあれだけ大きな体を動かし成長させるエネルギーを得ているのか。それは恐らく、腸内細菌が草の細胞壁を分解してゴリラにとって有益な栄養物質を作り提供しているからでしょう。

腸内細菌の作り出す栄養まで考えると、どうしても「物自体の栄養」だけでは食べた後どうなるか?ってことを説明できないんじゃないかと思います。
食べる量、カロリ-よりBMIで 体格に合わせ新基準
1日にとるべき食事の量を定めている食事摂取基準が、大きく変わる。厚生労働省は3日、朝昼晩で計2千キロカロリーなどとエネルギー量を決めていたのを改め、身長と体重から算出するBMIの目標を示し、それを維持できる量を薦める方針を決めた。個人による体格の違いを反映させ、生活習慣病の予防につなげる目的だ。(後略
http://www.asahi.com/articles/ASG234JPGG23ULBJ008.html

これは「お手上げ」って言っているのと同じな気が…

『BMI24.9になるような食事』って『バランスの取れた食生活』と同じくらい空虚な言葉です。患者さんとか体重を気にしている人の、

「どうしたらいいでしょう?」という質問に対して「バランスの取れた食生活をしましょう」と答えるようなものです。

でもこのお知らせは考え方によっちゃ、

『カロリー制限一辺倒の治療だけじゃなく、糖質制限(栄養制限)という治療もありなのかもね!』と、言外に感じられるので、色々な学会が歩み寄ってきた兆しなのかもしれません。
砂糖は1日6さじ分を限度に WHO指針案



 【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)は5日、糖分の摂取量に関する指針案を発表、肥満や虫歯の防止のため総エネルギー摂取量の5%未満に抑えるべきだと提言した。平均的な大人の場合、1日約25グラム、ティースプーン6杯分の砂糖に相当するという。

 先進国での平均摂取量を大幅に下回るとみられる。指針案は今後、インターネットなどを通じて一般の人々から幅広く意見を聞いた上で正式決定する見通し。食品業界の反発も予想されそうだ。

 WHOは、5%未満が実現困難な場合でも、10%は超えないようにすべきだと強く忠告している。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2014030601000991.html

 さぁて、この指針では炭水化物は糖質として扱われているのでしょうか?

一日25gの砂糖と言えば大体糖質でも25g(砂糖10gで糖質9.9g)ですから、一日の糖質摂取を60g程度に抑えるスーパー糖質制限を通り越して、これはもはやハイパー糖質制限ですね。

糖質制限を初めた頃でこの食生活に慣れてきて、体重が笑えるスピードで落ちて行くのがあまりに面白く、調子に乗って一度はやったことがあるんじゃないでしょうか。一日の糖質摂取量をゼロ~20gまで極限に減らす生活を。

 一日の糖質摂取を25g以下に抑えるって、ご飯好きな人とか麺好きな人にはつらすぎる数字でしょうね。25gといったらこの位ですもの。



ですからもちろん、今回WHOの指針は『炭水化物以外に摂取する砂糖の量』でしょうね。しかしそれでも炭酸飲料大好きな人には結構厳しい量です。





コカコーラには355mで39gの砂糖が含まれ、ポカリスエットには500mlで33.5gの砂糖が含まれているので、一日一本でも飲んだらアウトです。上の画像を見てしっかりと理解しましょう。

『これを飲んだすぐに血糖値が上がり、リアルタイムで血管が傷つけられ、膵臓を無駄に働かせてしまう』ということを。

ついでに、甘くないからいくらでも食べられる炭水化物にも、血糖値を上げる糖質が『炭酸飲料並に多く含まれている』という事実をしっかり頭に入れておきましょう。

ご飯茶碗一杯で150gで糖質55.1g、かけうどん麺250gで糖質58.5g、かけそば麺170gで糖質47.3g
含まれています。

糖質ゼロにしろとは言わないけど、ちょっと減らそう。そしてその分魚か肉か大豆を好きなだけ食べよう。(どうせそんなに食べられなくなるし)そうすりゃ確実に健康体に近づく。医療費削減にもなるし、自分の寿命も大切な人の健康も守れる。

甘い食べ物や炭水化物によるブドウ糖摂取は、脳内報酬系でβエンドルフィン産生を促したり、A-10神経系を刺激してドーパミンを放出させる。これは麻薬や覚せい剤を摂取した時と同様の反応。だからこそ糖質依存症から抜け出すのは難しい。がんばろう。

甘いもの好きの国際比較

アメリカがTOPだと思ったけど意外にブラジルがTOPのようです。
専門家が警告 大ブームの「食事は炭水化物抜き」が一番危ない 糖質制限ダイエットで「寝たきり」が続出中!
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/38359?page=2
 おぉ…また刺激的なタイトルの記事ですね。さて、突っ込みどころを探して行きましょうかってこれ夏井先生との討論を拒否したあの先生じゃないですか。

それはまぁいいとして。
>「人間には一日170gの糖が必要とされています。そのうちの120~130gは脳で消費され、30gは全身に酸素などを運ぶ赤血球のエネルギー源として消費されます。糖質は、生命を維持するために欠かせない栄養素なのです。
 上の文だと『糖質は生命を維持するのに欠かせない栄養素』となっていますが、コレ正しくは『ブドウ糖』でしょうね。そうすれば意味はわかります。確かにブドウ糖はどの生物にも必要な栄養素です。

なぜ糖質という単語とブドウ糖という単語に注意したかというと、

寝てる間とか食べ物を食べていない時の血糖値を維持しているブドウ糖って、食べ物由来のものじゃないですよね?

ちょっと考え事して脳が大量にブドウ糖を消費しちゃった時に手元に菓子パンがあるとも限りませんもの。そもそもそれだと私はとっくに死んでますし、イヌイットは絶滅しているはずです。

人間ちょっとでも低血糖になると命の危険に関わります。それを防ぐための緊急血糖値上昇システムが5重くらいに用意されています。アドレナリンとかグルカゴンとかあのへんね。

そして低血糖を防ぎ、空腹時血糖値100mg/dlあたりを維持するのに必要なのが『糖新生』、たんぱく質からブドウ糖を作り出す仕組みです。
>糖質を制限してしまうと、代わりにタンパク質を構成しているアミノ酸を、肝臓が糖に作り変えるというシステムが働き始めます。タンパク質を糖に変えられるなら、肉を食べれば問題ないのではないかと思う方もいるでしょう。しかし、人体の維持に必要なエネルギーをタンパク質や脂質でまかなおうと思ったら、毎日大量の肉を食べなければなりません。数kgもの肉を毎日食べ続けることは現実的に不可能です。糖エネルギーが不足すると、それを補うために、体は自分の筋肉を分解してアミノ酸に変えていきます。結果、筋肉量がどんどん減っていってしまうのです」
周りの糖質セイゲニストで筋肉量が落ちたって人の話しなんて聞いたこともないですね。

糖新生に筋肉だけが使われるという印象がありますが、糖新生では「主にアミノ酸」「乳酸」と「脂肪」が使われます。

ですから食事で脂肪分とたんぱく質を十分摂ってりゃ筋肉減少なんて起こりません。必要量はその人の運動強度によるでしょうけど。

それと現代社会では糖質を完全にゼロにするのは難しいです。特に外食や出来合いのもので食事をするのなら尚更です。調味料にも糖質は含まれますし。昔の人類も多少の糖質の摂取はあったでしょう。

一日50gの糖質を摂取すれば筋肉の分解はほぼ抑えられるそうです。50gってったら茶碗ご飯にして一杯とか、おにぎり1.5個とか、コーラ500ml1本とかそんなもんです。ですからまぁ『普通の糖質制限』くらいじゃ筋肉の分解は起こらないでしょう。

しかしこの記事の後半はなんだかなぁ…

『糖質制限をする』→『◯◯になる』の間の説明が一切ありません。これなら『糖質制限をするとと富豪になる』とか何でもオッケーでしょうに…
最近同僚や友人と食事をすることが多くて、一々「いや!俺糖質制限してっからその店はダメ!」なんて言うわけにもいかず、ラーメンだのうどんだのドリアだのあぶらそばだのを一緒に食べていたら、たった数日で3キロ太りました。75kg→78kgです。ま、結局糖質の魔力に勝てなくて頑強に断らなかった自分自身のせいなんですが(笑)

「糖質制限ダイエットはリバウンドが凄い」

こんな話、よく聞きますが、反対に「また始めたらすぐやせる」ということの裏返しでもあります。というかちょっと「糖質摂取に対して注意をする」ってだけで劇的にやせるのですから、こんなに簡単でわかりやすいこともないですね。

太る原因はカロリー過剰ではなく糖質摂取によるインスリンの過剰分泌のせい。

インスリンの追加分泌を誘発させるのは糖質のみで、脂質とタンパク質は追加分泌を誘発させない。だから炭水化物(糖質+食物繊維)を減らせば痩せるし、血糖値も落ち着く。実にシンプル。

このことを理解しておけば、どんなにうどんだのそばだのを食べて太っても「すぐに元通りになれる」のですから気楽なことこの上ありません。もちろん、その都度プチグルコーススパイクが起きていて、血管が傷つけられているという自覚は持たないといけませんが。

また、リバウンドという言葉は「ダイエットというのは一生続けるものではなく一時的な活動だ」という認識から発生した言葉だと思います。ただ、糖質セイゲニストとしては「糖質制限は一生続ける」とごく自然に思うものですし、炭水化物の危険性を一度理解すれば、数ヶ月も続けて淡水化物を毎日3食摂取する気にはも到底なりません。

つい最近、日本でも糖質制限のRCT(ランダム化比較試験)が行われたそうです。
日本人でも糖質制限食は有効−初のRCT
北里研究所病院糖尿病センター長 山田 悟氏
http://mtpro.medical-tribune.co.jp/mtpronews/doctoreye/dr140101.html

北里研究所病院糖尿病センター通院中の2型糖尿病患者で、既にカロリー制限食(25~30kcal/kg標準体重)の指導を受け薬物療法も受けて、なおHbA1c 6.9~8.4%の2型糖尿病患者が対象。

24名の被験者はランダムに、カロリー制限群と糖質制限群の2群に割り付けられて
2ヶ月ごとに3回指導。
6ヶ月後、HbA1cと中性脂肪値は、糖質制限群のみで有意に改善。
HbA1cはカロリー制限群に比し、有意に改善。


山田氏も指摘しているごとく、日本糖尿病学会は

『“科学的根拠に基づかない(コンセンサスに基づく)食事療法”を“科学的根拠に基づく診療ガイドライン”に記載させたまま、10年を無為に過ごしてきてしまった。』

ということです。
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-date-201402.html
後半は江部先生のブログからの引用。


この【科学的根拠に基づかない】って部分が、高血圧のガイドラインやコレステロールのガイドラインにも当てはまりますね…お医者さんも患者=お客さんが増えないと商売上がったりなのはわかるのですが、自分の母親が飲まなくてもいいクスリを沢山もらってきているのを見るとなんだかなぁって感じです。




その無駄なクスリのお陰で半分食わしてもらっている私が言うことじゃないのかもしれませんが。
 本日発売の「週刊FLASH」で糖質制限反対派の関西電力病院 清野院長に挑発的果たし状を叩きつけました。
 清野院長はこういう公開討論の申し出から逃げるような情けない男ではないと固く信じております。まして,糖質制限推進派の医者を公開の場で叩き潰す絶好の機会を提供したわけですから,このチャンスを使わない手はありません。清野先生,討論しましょうね!
 どういう挑戦状か掲載されているのか気になった人は,コンビニ,キヨスクにゴー!

 今後,新聞や雑誌に「糖質制限は危険だ」という記事に名前を載せている医者は,片っ端からFlash誌上で論破し,公開討論の場に引きずり出します。討論から逃げたら「玉ナシ・チキン野郎」という称号をつけて公開処刑の儀でございます。
 糖質制限に賛成しようと反対しようと,それは個人の自由です。しかし,マスコミを通じて反対声明を出すからには,それなりのリスクを背負ってもらいます。日本糖尿病学会理事とか,大学教授という肩書で反対声明を出した連中ならなおさらです。マスコミ等で反対意見を公開したら,私との公開討論が待ってますよ。
というわけで今日発売のFLASHを買って来ました。
「これは黙っていられない!」

 のっけから夏井睦医師(56)は怒っていた。食事から米パン・麺などの炭水化物(糖質)を抜くだけで、「驚くほど即効性がある」と話題の糖質制限ダイエット。しかし人気の裏返しか、急激に糖質制限への批判が各メディアで巻き起こっている。1月末、「ビートたけしのTVタックル」(テレビ朝日系)で糖質制限否定派2名を粉砕したのが、今回のブームの火付け役・夏井医師だった。しかし、それもつかの間、今度は週刊誌2誌が論陣を張り始めた。「どの批判も明らかに科学的根拠に欠けている。批判のひとつひとつ、どこがインチキなのかお教えしましょう」
どんなエグイ展開が待っているかと思いましたが、夏井先生のHPを毎日見ている人にとっては結構ソフトな内容でした。もっと完膚なきまでに罵倒する展開を望んでいたのですが、まぁそれは趣味の領域にとどめておきましょう。

何でもそうですが「わかりやすい真理」って良いですよね。とってもわかりやすくて中二的で。そこさえ抑えておけばなんとでもなる的な。


モノを売るには「お客さんは商品が欲しいのではない、その解決策や商品を手にした未来が欲しいのだ」

経済的には「お金は使ってもなくならない、誰かの手に渡るだけ」

「誰かの借金は誰かの資産」だから日本政府に1000兆借金があっても、逆に誰かに1000兆資産があることになるので、日本国内では困ることはない。最終的にプラマイ0だし。

「たんぱく質の構造を変えるという消毒は、傷口の細胞のたんぱく質も変性させる」だから傷口を消毒するということは自傷行為である。



そういえば糖質制限反対派の方々が心の拠り所にする論文は、
•栄養分析が登録時の1992年1回、15年以上その食生活が継続という仮定。
•塩分摂取量での調節がなされていない。
•質問事項が食物の項目で、糖質量など各栄養素の算出方法が不明確。
•糖質摂取とタンパク質摂取の点数化が恣意的で歪曲されている。
•この論文の平均摂取カロリーは1561kcal。同時期のスエーデンの論文の平均摂取カロリー1999.5Kcalに比し過少申告。 
•BMJ には、本記事に対する専門家のコメントが12件よせられ、その全てがこの論文に対して否定的見解。
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-2434.html

検索すれば出て来ますが、「この論文は早晩フィッシュ&チップスの包み紙になるだろう」とか酷評されていた気がします。ま、今は紙を印刷しないでしょうけど。

糖質制限推奨派の真理としては、

「血糖値上昇が体に悪いんだったら、それが上がる糖質を食わなきゃいいじゃん、だって別に無くて困るもんじゃないし」

「カロリー制限の食事法も2年を超えたエビデンスはないよね?」

ということです。

ほんとこれだけ。

北里研究所病院糖尿病センターの山田 悟先生の研究でもこのような結論が出ています。

日本人でも糖質制限食は有効−初のRCT
ランダム化比較試験(ランダムかひかくしけん、RCT:Randomized Controlled Trial)とは、評価のバイアス(偏り)を避け、客観的に治療効果を評価することを目的とした研究試験の方法である[1]。従って根拠に基づく医療において、このランダム化比較試験を複数集め解析したメタアナリシスに次ぐ、根拠の質の高い研究手法である[1]。主に医療分野で用いられる。略称はRCTである。
北里研究所病院糖尿病センター通院中の2型糖尿病患者で、既にカロリー制限食(25~30kcal/kg標準体重)の指導を受け薬物療法も受けて、なおHbA1c 6.9~8.4%の2型糖尿病患者が対象。

24名の被験者はランダムに、カロリー制限群と糖質制限群の2群に割り付けられて
2ヶ月ごとに3回指導。
6ヶ月後、HbA1cと中性脂肪値は、糖質制限群のみで有意に改善。
HbA1cはカロリー制限群に比し、有意に改善。


さて、このあたりを踏まえて反対派はどういった論陣を展開するのでしょうか。楽しみです。
ふと思ったのですが、炭水化物(糖質)が栄養素の主体のものってやたらと柔らかい、咀嚼がほとんど必要のないものばかりな気がします。うどんそばなどの麺もの、ごはん、パスタ類など、「飲み込むのに適している」と言いますか。

あ、でも熱を加えて「焼いた」ものには多少歯ごたえのあるものもあるか、パンとかおせんべいとか。

 ある程度歯ごたえのあるものは食べてから飲み込むまでに多少時間がかかりますから、急激な血糖値上昇はしないんじゃないかな。ですから、もし炭水化物を食べなくてはいけないシーン(?)なら咀嚼回数が多くなるようなもの、例えばバゲットとかの固いパンなんかを選ぶと「まだまとも」なのでしょうか。

咀嚼回数が多くなると脳が満腹のサインを送りやすくなりますしね。

なんでラーメンとか麺もの好きの人は多いんだろうと考えていて、口唇欲求のことを思い出しました。みんな赤ちゃんの時に唇に何かを含んでいると安心するってやつです。
口唇期
口唇での欲求が十分満たされなかったり、十分以上に満たされて成長すると、この段階の欲求に異常にこだわるようになる。これを口唇期固着(英: oral fixation, oral craving)という。もし、乳離れが早すぎて口への刺激が不足した場合、悲劇的で不信感に満ち、皮肉屋で攻撃的なパーソナリティが形成される可能性がある。逆に乳離れが遅く刺激を多く受けた場合、タバコやアルコール摂取の意欲の増加、爪を噛む行為などの症状がでる可能性がある。

む、ということはそういう人が麺ものを好きってのもあるかもしれません。唇に当たるプリプリの麺ものをズズーっと一気に「すする」のは気持ちいいですからね。私の場合はそんなことよりラーメンのスープ、その「最初の一口」が大好きなのです。

というかタバコ(以前吸ってた)、アルコール摂取の増加、麺ものが好き、ってこれ全部当てはまってるじゃないの…


世の中に糖質制限が広まりまくったらどうなるかをちょっと考えてみます。

~プラスの業界~

太っていた人が全員服を買い直すか仕立て直すためにアパレル業界が好景気。(一時的)

砂糖の代替品の人工甘味料を作る食品企業が好景気。

畜産、漁業や大豆関連の食料を育てる農家が好景気。

二日酔いにならなくなり、恐らく酒量が増えるのでアルコール関連企業が好景気。

居酒屋、特に焼き鳥がメインの店舗の需要が高まる。

おっさん全員が活動的になるため、靴の減りが激しくなり靴業界が賑わう。

寿命が伸びるために、「老人=消費するだけの世代」が増え、金回りが良くなる。

糖質制限により今までの様々な出費を抑えられるために、趣味に回す金ができて釣りなどの趣味業界に好景気。

秋田県人と香川県人の寿命が異常に伸びる。


~マイナスの業界~

痩せ型や普通体型が増えるために、一着に使う生地が減るために繊維業界にダメージ。

製薬会社が大ダメージ。

米、小麦、麺もの、砂糖が売れなくなるため、農家にダメージ。

ラーメン、丼もののファストフードメニューが激減。

ダイエット食品全滅。

ジムに行かなくても簡単に痩せられるためにジムダメージ。

マカ、男系ドリンクが売れなくなる。

平均体温が上がるためにかぜ薬と使い捨てカイロが売れなくなる。

なかなか人が死ななくなり、葬儀業界がダメージ。(ただし一時的)

ほとんどの人がガンにならなくなり、入院もしなくなるためにガン、医療保険ダメージ。

アルツハイマー患者激減のために介護業界ダメージ。

糖質が原因の歯垢やら口臭やらがなくなるために、オーラル関連企業や歯科医がにダメージ。

そもそも病気自体にあまりかからなくなるために医師の診療報酬が激減。


こんなところでしょうか。

項目にすると同じくらいですが、「製薬会社が大ダメージ」ってところが際立って大きいでしょうね。一気に広まったりはしないでしょうから、この変化は緩やかでしょう。SGLT2阻害薬あたりを大々的に「どうしても糖質を日常的に食べたい人のために」売っていけばいいのでしょうか。

ただマイナスの業界も、今まで米作ってたところが大豆を作るようになったりして変化していくでしょうから、完全に売上が消滅するわけではないでしょうね。

これ、日本国内の話ですから「誰かの収入は誰かの支出」という経済の真理に照らし合わせるときっと整合性が取れるんですよね。「転職しないといけない」というストレスはあるでしょうが。

糖質制限に関しては、今のところ「理解したおっさんだけ」幸せになってりゃいいかなって感じですね。
以前取り上げた、

「アルファ化されていない穀物と一緒に宮入酸飲んだら脂肪が減ったり肌荒れが治ったりしそう」という実験について。

黒力チャージブレンドという雑穀系の商品がウチのとあるお店で売れ残りそうだったので、買って「生のまま」強ミヤリサン錠と一緒に飲んで見ることにしました。一袋に雑穀が25g入っています。私はこれを毎日半分の12.5g程度をそのまま噛んでポリポリ食べてみています。別に下痢したりは全くないですね。

まだ一週間経ったかどうかというところですが、まだ変化はありません。体重が1キロ落ちたような気がしますが誤差っぽいですね。



宮入酸強いですね。芽胞になれば胃酸にも影響されず腸まで届くそうで。


 ところでこの黒力チャージブレンドに入っている穀物ですが、何か一辺蒸してから感想させて焙煎しているそうです。一回アルファ化して乾燥させた穀物と、何も手を加えていない穀物とでどれだけ違いがあるのかは不明でが…

本当はこれを食べたあとに血糖値が上昇するかを確かめたいところですね…あの安い血糖測定器を衛生バイヤーは仕入れてくれないでしょうかね。

で、この黒力チャージブレンド、生で普通に食べられます。やっぱり一回アルファ化させているのが原因なんでしょうか。ポリポリ美味しいのが笑えますw

さて、糖質制限(週に一回くらいはラーメン食べたり何かしら糖質を摂取しちゃう緩めのやつですが)も今年の6月で丸三年目に突入です。

身長体重は依然として

175cm
75kgといったところ。お、これスト2のリュウと一緒だ。

糖質制限をして変わったこと。


運動を一切せずに好きなものを好きなだけ食べて体重が減った。

日中、特に昼食後の眠気が全くなくなった。

内臓脂肪がごっそり落ちた。

頭の回転が早くなった。(気がする)

疲れなくなった、「疲れた」と全く口に出さなくなった。

二日酔いが全く無くなった。特に頭が痛いのと気持ち悪さは一切無くなった…が、飲み過ぎると「翌日起床後も普通に気持ちよく酔っている」w

お腹があまり空かなくなった。味付けが薄くても気にならなくなった。

「腹減った」という台詞を言う機会が激減した。

ちんこがやたら硬くなった。特に朝。

歯垢が全然つかなくなった。ヘタすると毎日歯磨きしなくてもいいんじゃ?と思えるほど。

気分が沈むことが全くなくなった。

特にトレーニングしていないのに筋肉量が増えた。(気がする)


これだけのメリットを、毎日茶碗一杯のご飯を減らすくらいで手に入れられるのですよ。そろそろやってみません?

意外と飲みがちだけど危険!管理栄養士が絶対飲まないNGドリンク
私たちが一日に摂る水分摂取量は、約1.5ℓといわれています。皆さんは、そのうち何のドリンクを一番多く飲んでいますか。コーヒー? フルーツジュース? 実は、健康に良かれと思っていたそのドリンクに、思わぬ落とし穴があるかもしれません。
今回は、管理栄養士が絶対飲まないNGドリンクをお伝えします。(後略
http://news.ameba.jp/20140128-240/

 なんか変だ。記事のトクホコーラってキリンメッツコーラとかペプシスペシャルのことではないのでしょうか。

ペプシの方の甘味料は(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムカリウム)で、

メッツコーラの甘味料は(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムK、スクラロース)

どちらも砂糖は入っておりませんし、砂糖のように血糖値には影響しません。ですから太らない飲料と言っていいでしょう。甘味料によって甘味を感じるだけで若干のインスリンの追加分泌が起こるという話もありますが…普通のコーラを飲むよりは数倍デブ的にましなはずです。

まぁ、わざわざ特保ものを選ばなくても、普通にコカコーラゼロを飲めば同じことなのですが。難消化性デキストリンが欲しいなら、イージーファイバーでも買って混ぜてた方が経済的?



そして100%ジュースについてです。

果汁の中に含まれる果糖(フルクトース)って体内に入ると10%はブドウ糖に変換されて吸収されるけど、90%は果糖のまま「血糖値に影響を与えず」吸収分解されるんじゃなかったっけか?

ブドウ糖に変換されない分、「吸収速度は早い」はずなのですが。

ただこの果糖、血糖値の上昇にはさほど影響を与えないのですが、中性脂肪の合成を促進させる働きを持っているので、果物の食べすぎは結局太りやすいということになります。

秋にたらふく果物を食べて、栄養を脂肪に変えて冬に備えられた人種だけが生き残ってきたという証なのかもしれません。

それはそれとして100%ジュースに加糖ブドウ糖液糖とかが入ってたら一発アウトですけどね。

カロリーゼロ飲料に使われる「人工甘味料は買ってはいけない」とか飲んではいけない、とよく言われるのですが、実験でそれを示したものってあるんでしょうか?いまいち「しっくりくる身体への悪影響」を聞いたことがありません。

たまに甘いものが欲しくなって口を湿らせるくらいなら問題ないと思うのですが。

バリバリに果糖ブドウ糖液糖が入っているジュースと比べて。


 出てましたね夏井先生、TVタックルに。糖質制限を理解しているものにとっては極論でも何でもないのに、「極論対決」なんて銘打たれていてちょっとイラっとする内容でしたが、番組を見た人の数%が「糖質制限」という単語に興味を持って検索したり、本屋でその関係の本を手にとってくれたらいいなと思います。

 しかし対戦相手(?)の言動と演技が腹立ちましたね。

「その方法が間違っていたら誰が責任をとるんですか?」だと?

知るかハゲ。んなこと言ってたら何も出来ないし、何も初められないじゃないか。

というか、だったら今までの傷治療と消毒とカロリー制限の糖尿病治療が間違っていた責任は誰が取るんだ。

コイツはわかっていない。新しいことを始めようとする人がどれだけ慎重に、こういう輩に噛み付かれないように丁寧に真摯に未知の領域を切り開いてきたかを。

従来の治療法をやっていてイレギュラーが起こった時は「まぁそういうこともあるよね」で済ませられるのに、新治療法でイレギュラーが起こった時はそれこそ鬼の首を取ったように大騒ぎ。

まるで「地鎮祭をしていなかったから事故が起きた」と言うような騒ぎっぷり。宗教か何かかよ。

新しいことを始めるってのは相当な覚悟が必要です。

仕事だってそうよね。

「薬局らしくない」ことをしてクレームが入ったら相当しょんぼりするよね。こっちはせっかくお客さんを喜ばせたいと思って始めたことなのに。

例えばクリスマスにサンタコスするとかで、「こっちがカゼひいて辛いのに何楽しそうにしてんだ」て言われたり。

「ノスタルジックは財布の紐を緩ませる」的なことを思い出したので、ちょっと80年代BGMに変えたら、「こっちは病気で辛いのに何若かったころの辛い事を思い出させるようなBGMかけてんだ」なんてクレームを入れられたり。

 でも、他店とは違うやりかたによって楽しい気分になっている人も大勢いるはず。そっちの声はこちらまでとどいていないかもしれないけど、居るはずです。プラスの声はマイナスの声より届きにくいですから。

みんな、そんな一部の声にくじけるなよ。「あぁ、やっぱりそんな事言われたじゃん」という周りの冷ややかな目にくじけるなよ。味方を増やして周りを巻き込んで楽しくしていけば、そんな冷ややかな目をしていた連中も、楽しそうなこっちの輪に入りたそうにしてくるから!


そして最近のニュースも酷いのが多い。
キリンビールは23日、カエルのキャラクターが登場する缶チューハイのテレビCMを中止することを明らかにした。外部から「キャラクターを使った表現方法が未成年者の関心を誘い、飲酒を誘発しかねない」との指摘を受けたため。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140124-00000002-mai-bus_all

大手だから慎重なのでしょうけど、なんかなぁ…エガちゃんとかラーメン二郎とかの事例も考えて欲しいなぁ。嫌われてるけど根強いファンは多いぞ。

ところで夏井先生、色々「言い切って」ましたね。

「ガンになったらどうするんですか!」

「なりません」(キリッ

出来るというのは簡単。一つの方法さえ提示すればいいから。

出来ないというのは難しい。全ての方法を否定しなくてはいけないから。

売り言葉に買い言葉なのかはわかりませんが、これは勇気のいる言葉ですね。全ての可能性を背負うわけですから。

このブログも批判記事ばっかですけど、批判するって楽です。自分の発言に「あんまり」責任を背をわなくてもいいのですから。
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釣り・歌うこと・本読むこと。
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