糖質セイゲニストな暮らし(糖質制限) - ドラッグアリウス 忍者ブログ
日記なのかブログなのかいまいちハッキリしませんが、ドラッグストア勤務のおっさんがぐだります。
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「デブを駆逐してやる!!」というPOPで思いっきり煽るとか。

 先ほど同僚に「大豆粉って仕入れられない?」というメールを送ってみた。

最近台所が熱くてめんどくさくて大豆粉(正確には小麦ふすまブレンド)を使っての料理をしていなかったんだけど、お好みやきでも作るかと思いついたのが始まり。

そして本格的にお店のラインナップとして糖質制限に絡めた何かを取り扱いたいなーと。

ドラッグストア店内のダイエット関連商品ってまーどれもこれも胡散臭いものばかりです。「ほほぅ、ダイエットクッキーかぁ」などとパッケージの裏を見ると、

糖質17.9g(一袋)

なんて思いっきり書いてあるんですもの。そんなんおやつに食ってたら結局太るわ!あのなぁ、甘味料として還元麦芽糖だったかなんか使うのは普通の砂糖よかだいぶマシだから良いとして、ダイエット謳ってんのに小麦粉を普通に使うなよなって感じです。

しかしウチの取引先には糖質制限パンなんぞ扱ってるところもないようだし困ったーと思っていたのですが、「なんかもう原料売っちまえばいいんじゃね?」と思いました。

糖質制限食を自作するにあたっての原料を売って、ほんで実際にみんながやせていったら面白いと思うんだけどな。そしてそのうち太った人がいなくなって、誰かがこの地域の異変を感じ取る展開を希望。

「デブがいねぇ!どうなってんだ!」みたいなね。

なりたい未来を上手く想像させて、そのために必要な材料を揃えることが出来ればいけると思うのですがどうでしょう。

そうそう、大豆粉で作ったメニューの試食も行いたい。試食と言ったらその道のプロもウチにはいますし。

POPはまかしてくれ。丁度健康診断の結果も来てたし。あとは俺のハダカの自画撮りが必要か。ビフォーアフター的な。

関連商品としては、

主役の大豆粉と、ケーキクッキー類に必要なバニラエッセンスとナッツ類とパルスイート、あとラカントS。

それとハムチーズ、肉、魚などの糖質制限食材達。

かさばって邪魔っけな普通のお菓子を売るよりも、単価も上がるし、お客さんにとって本当の事を教えてくれる数少ないお店になれるだろうし、ヘタすると痩せて人生が変わったと言ってくれるお客さんもいるだろうし(願望)面白いとおもうんだけどなぁ(チラッ
258Pの表3を見ると

「食の欧米化が日本人の寿命を伸ばして、米食う量が減ったから寿命伸びたんじゃね?」って思う。

久山町住民の栄養素等摂取量,食品群別摂取量の40年間の変化 : 久山町における栄養疫学研究 Changes of Nutritional Intakes and Food Group Intakes over a 40-year period in Hisayama
久山町研究とは
当教室では、1961年から、福岡市に隣接した糟屋郡久山町(人口約8,400人)の住民を対象に脳卒中、心血管疾患などの疫学調査を行っている。久山町住民は全国平均とほぼ同じ年齢・職業分布を持っており、偏りのほとんどない平均的な日本人集団である。研究の発端は、日本の死亡統計の信憑性に疑問が投げかけられたことにある。当時、脳卒中はわが国の死因の第1位を占めていた。なかでも、脳出血による死亡率が脳梗塞の12.4倍と欧米に比べて著しく高く、欧米の研究者からは「誤診ではないか」との声が上がった。しかし、それを検証するための科学的なデータがなかった。そこで日本人の脳卒中の実態解明を目的として始まったのが久山町研究だった。
九州大学


久山町栄養素摂取比率の変遷と糖尿病罹患率の変遷

                  平成6年(1994)   平成16年(2004)
タンパク質摂取比率      16.3           14.9%
脂質摂取比率          26.2           24.5%
炭水化物摂取比率       54.2           57.2%

            
                  1988年         2002年
久山町男性糖尿病       15.0          23.6%
久山町男性耐糖能異常    42.2          59.9%


 たんぱく質、脂質の摂取量がともに減っている。つまり摂取カロリーが減っているのに糖尿病患者は増えている。この事実をどう取るか。
そう言えば、アメリカの国を上げての脂質摂取を減らそうキャンペーンでも、食事に占める脂質摂取量は減ったのに肥満率が増えた、そして炭水化物(糖質)の摂取量は増えていた。という話もありましたね。

江部先生と夏井先生がこの本で仰ってました。

夏井「はっきり言って、医療訴訟が起こったら、従来治療は一発でアウトですね。糖尿病専門医の言うとおりカロリー制限をした、薬も飲んだしインスリンも打っている、それなのに腎不全になった。週三日の人工透析が必要で、日常生活もままならない。ところが、同じ時期に糖質制限をした人がいて、健康体になり、インスリンどころか薬を飲む必要もない。どうしてこんなに大きな差が出たんだ。少なくとも、なぜカロリー制限以外の治療法があると教えてくれなかったんだと訴訟を起こす可能性がある。こんなケースで患者が主治医を訴えることは今後十分に有り得ると思う。」

だからこそ最近の糖尿病学会は糖質制限食を若干認めて歩み寄ろうとしているとも。

目的が訴訟回避であれなんであれ、学会が認めてくれて、世に糖質制限が広まれば楽に健康体になる人が増えるから、それはそれで良いことですけどね。

あとはこっちの話ももっと広まれば良いと思う。

―ロッテルダム研究とはどんなものなんでしょうか。
江部「一九九九年に医学雑誌に発表された研究で、糖尿病の研究者なら知らない人はいないほど有名なものですよ。この研究では、高齢の糖尿病患者が脳血管性認知症を発症する相対危険度は二・〇倍、アルツハイマー型認知症は一・九倍高く、さらにインスリン治療を受けている糖尿病患者では、アルツハイマー型認知症の発症リスクが四・三倍も高くなるとしているんですよ。

 アルツハイマー病は脳細胞にβアミロイドが沈着することが原因とされていて、βアミロイドを分解しているのは実はインスリン分解酵素だとわかっているんです。高インスリン血症があると、インスリン分解酵素がインスリン分解で手一杯になり、副業のβアミロイド分解の余裕がなくなるのでβアミロイドが血液中に残りやすくなります。血中βアミロイドが高値になり、脳細胞に沈着すればアルツハイマー病のリスクが高まるんですね。

つまり「ボケたくなけりゃ米・パン・麺・砂糖を減らせ」ってことですね。

寝たきりの人に与える経口栄養剤の中にはバリバリに糖質が入っていますけど、正直あれもどうかと思うんです。
禁忌
(次の患者には投与しないこと)
(1)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
(2)
牛乳たん白アレルギーを有する患者〔本剤は牛乳由来のカゼ
インが含まれているため,ショック,アナフィラキシー様症状
  を引き起こすことがある.〕
(3)
妊娠 3 カ月以内又は妊娠を希望する婦人へのビタミンA
  5,000 IU/日以上の投与
〔「妊婦,産婦,授乳婦等への投与」の項参照.

 エンシュア・リキッドの添付文書にはこうあります。ここに糖尿病とアルツハイマーも追加しないといけないとは思うのですが、もしそこまでこの問題が認知されるようになれば、従来通りの血糖値を上昇させるタイプの白米及びパン、麺、砂糖、及び加糖飲料がほとんど存在しないという凄まじい世界になってそう。

そこであのマトリックス風味の鶏肉で人口を養うのです。リアルソイレント・グリーン。
脳死状態にしたニワトリにチューブで栄養を送り、効率よく肉を生産する技術を駆使した肉工場コンセプトがスゴイ!!『マトリックス』方式の肉生産に倫理的な問題はあるのか!?

ま、あと100年はかかるでしょうね(笑)
やっぱりどうしても「食事=主食」の関係性は外れないものですかねぇ。
なぜ朝は食欲が出ないのか
集中力が続かない朝食欠食派の悪しき習慣

もちろん、エネルギーになるのは糖分だけではない。私たちがいっぱい蓄えているであろう中性脂肪もいざというときのエネルギー源として使うことができる。ただ、それを使うには、肝臓や腎臓を経由することになり、時間がかかる。夜に炭水化物を抜くダイエットをしているような人は、せめて朝は炭水化物をきちんと補給して仕事に向かわないと、かなりのガス欠になっているだろう。(抜粋
http://diamond.jp/articles/-/41010?page=3

朝食を摂る摂らないと集中力の間には何の関係性も無いと思うんだけどなぁ。

むしろ食事を摂った後の1時間程度は消化のために内臓に血液が集まるから、何の栄養素を補充しても若干は眠くなって集中力が落ちるのではないかしら。

糖質セイゲニストの血中には、脳のエネルギー源であるケトン体(アセト酢酸、3-ヒドロキシ酪酸(β-ヒドロキシ酪酸)、アセトンの総称)が溢れていますから、朝一からバリバリに脳が活動できます。これは一度経験してみないと分からないことでしょうけど、ほんとご飯食べている時よりも頭が冴えます。(ような気がします(笑))

糖質制限を初めて1年3ヶ月経過しました。私の朝食、というかその日初めの食事は、朝起きてから7時間経過したあたりに摂るようになりました。朝起きても腹が減らないのです。そうそう、「腹減った」というセリフを以前と比べるとほとんど口にしなくなりました。月に数回言うかどうか?

また、「疲れた」というセリフも口にしなくなりました。ま、この辺は思い込みもあるのかもしれませんし、そもそも体重が12kg減ったわけですから、そりゃ身体が軽くなって疲れにくなるわなって感じです。

 さて、登録販売者試験まであと1周間を切りました。

どうでしょう?試験を受ける方は、ここ1周間だけでも糖質制限してみてはいかが?
ロコモティブシンドロームという言葉があります。
「運動器の障害」により「要介護になる」リスクの高い状態になることです。
 日本整形外科学会が、2007年(平成19年)に、新たに提唱しました。「ロコモ」の提唱には、「人間は運動器に支えられて生きている。運動器の健康には、医学的評価と対策が重要であるということを日々意識してほしい」というメッセージが込められています。

だそうです。

運動器、つまり関節なんかがダメになって要介護にならないように、今からコンドロイチン硫酸ナトリウムとかグルコサミンなんかを補充してロコモにならないように備えようよという話です。

個人的にこの手の売り方はあまり好きじゃないんですよね。こう、不安を煽って買わせる系は。


「まだ騙され続けますか?」とか

「まだ損をし続けますか?」という感じのキャッチコピーですね。あまり好きじゃありません。


 それよりはやはり「こんなに楽しい生活が待っているよ」とか「もう悩まずにすむよ」という明るい未来を感じさせるようなキャッチコピーの方が好きですね。我々のお客さんは毎日お店に寄ってくれるようなお客さんですから、毎日不安を煽って買ってもらう方法だと、そのやりかたは長く続けられないと思うのです。

関節といえばひざ関節でしょうが、一番関節に悪いのは体重でしょう。やっぱり。力士もひざを壊しがちですし。それなら糖質制限して痩せたほうが効果はあると思うのです。また糖質制限万能説になってしまって申し訳ありません。

いやしかし…うちの店舗で菓子パンを取り扱っている店舗が二つほどあるのですが、菓子パンの糖質ってすごい量ですね…モノによっては98円のくせにビッグマックの2倍糖質が入っているものもあったり。つまりビッグマックの2倍太るわけですな。

やはり食費を削って糖質を食べる人は太りがちになるわけです。

客単価を上げるためにも糖質制限が広まったらいいのになぁ。

そのために、私自身の去年の健康診断と今年の健康診断の結果を並べて、去年と今年の私の写真でびふぉーあふたーなPOPを作りたいのですが、6月に受けた健康診断の結果がまだ来ないのです…

早くして。
登録販売者の講義中に爆睡している奴がいますが、そいつらに一言言いたいことが。

朝飯に糖質(ご飯、パン、麺、清涼飲料水、お菓子)を食うから眠くなるんだと言いたい。あ、俺の講義が眠いという話もかなりありますが、O寺はしんちせんせの講義でも最前線で爆睡してたという話がありますから、講義内容うんぬんは関係無い気がします(゚∀゚)アヒャ

 ま、ひょっとしたら睡眠時間自体が足りていないのかもしれませんが、試験が終わるまでは糖質制限した方がマジで脳のパフォーマンス上がるんじゃないのか?と思います。ご飯食べて幸せなのはいいけど眠くて日常生活でパワーが出ないってのも何だか幸せじゃないよなと思う。

特に女は、月経〜排卵までの14日間の卵胞期、黄体ホルモンによってさらなる眠気がプラスされるようなので、余計にパフォーマンスが落ちるんじゃないのかと思う。ダブル眠気とか辛すぎるだろ。

 ところでインスリンが眠気の原因と思っていましたが、色々調べるとどうも食後の高血糖自体が眠気を引き起こすという事と、糖質まみれの食後の高血糖を、通常に戻そうとしてインスリンが大量に分泌され、結果低血糖になり、それが眠気の原因になることもあるそうです。どっちにしろ眠いのかよ。なんなんだよ人体。

つまり、とにかく血糖値を上げるようなもんを食べると眠気が引き起こされるわけですか。

運転する時には特に気をつけたほうが良いでしょう。というか高速のサービスエリアでラーメンご飯もの麺もの、清涼飲料水を発売禁止にしたら居眠り事故が減るんじゃないのか?

よし、やっぱり試験終わるまでお前ら糖質摂取は夜だけにしろ。一発で受かりたいならな。
はぁ…相変わらずの一瞬ダイエットブームですね。こういうことが起きると普通にサバ缶を食べていた人が迷惑します。前に寒天ダイエットブームが起きた時もそうでしたね。


かつては納豆に朝バナナ……今度はサバの水煮缶が消えた ネットでは「マスコミによるステマ、陰謀説」も!?
今回は、7月30日に放映されたテレビ朝日の『たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学』において“痩せるホルモン”としてGLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)が紹介された。それがサバに多く含まれているということで、サバ缶が現在品薄状態の模様である。番組ではサバの“水煮缶”が映っていたということで、100円ショップ等でも見事にサバの水煮缶が消えていた。(抜粋
http://getnews.jp/archives/394870



 しかしこういうダイエットブームが長続きしないのはなぜでしょうね。続かない理由としては

1 効果が即座に分からない。
2 「毎日食べなければいけない食品がある」と、飽きるから。
3 そもそも実は効果がない。
4 まだ「死ぬ気でやせよう」とは思っていないから。


こんなところでしょうか。

3の「効果がない」というのはおそらく、「炭水化物の太らせる力」「インスリンの太らせる力を打ち負かす程の効果は無い」と言い直した方がいいかもしれませんね。実際にはちょびっとだけ効果あるのかもしれませんから。

そこいくと糖質制限は1,2,3全ての問題を軽くクリアできます。

 まず1についてです。「効果は即日出る」これは炭水化物を抜いたことによってインスリンの追加分泌量が激減し、インスリンの働きの一つである「ナトリウムを体体内に貯留させる」ことが無くなるため、むくみの原因である水分が体外に出て行くためです。

このため人によっては一日から数日で体重がいきなり落ちて、その後内臓脂肪がまず減ることにより、数日でベルトの穴が減っていきます。私の場合は開始ひと月で6キロ程落ちたでしょうか。また、不要な水分が体外に出て行くということは、不当に上がっていた血圧も下がるということですね。

2について。

 糖質制限において「食べなければいけない食品」はありません。「食べる量を減らすべき食品」があるだけ。とは言うものの何も一生炭水化物を食うなと言っているわけではなく、3食飯食ってたのを1食でもおかずに置き換えろということ。糖質制限を始めれば、そもそもお腹が空かなくなり、一日2食で十分になり、いかに炭水化物が身体に悪いのかが分かり(むくみがなくなったり、疲れにくく、全体的に体調が良くなる)「もう少し炭水化物減らすか」という思考に勝手になります。

3。

効果はありすぎなくらい。ここを下から読むとよく分かります。

こんなところでしょうか。

4についてはあれですね。個々人がどうにかするしかないですね(笑)

 私の場合は体重84キロを超えたあたりから「このままじゃほんとにタダのオッサンになってしまう」という危機感から「やせないと人生詰む」と思ったので行動に移したという経緯があります。

さて、次にあげるような記事も海外でも出始めたようですし、景気のためにも「安い炭水化物」よりも「単価の高い」チーズや肉や脂や野菜や魚を買って食べませんか?
脂肪がダイエットの大敵というのは大いなる誤解でむしろ健康に良い
ダイエット中の人にとって「脂肪」は憎き敵で、絶対に取ってはいけないものと認識されています。また、脂肪はコレステロールが気になる人にとっても嫌われています。ところが、脂肪は健康の敵ではなく健康の友と言うべき存在であることがアメリカの研究で判明しました。

A Chef and Doctor Talk About Butter - Medium
https://medium.com/mind-the-body/5e4bd73430dd

Eleven Eleven健康センターの創立者で内科医のFrank Lipman博士と、料理コンテストの受賞経験豊富な料理人でNYのTertuliaのオーナーシェフSeamus Mullen氏は、ダイエットに関して、栄養士が「避けるべき」とよく言うおいしい食べ物、例えばバターなどについて共同で研究してきました。この両氏が、質問を受け回答するという対話形式で研究の成果を発表する中で「脂肪は健康の友である」という驚くべき内容が明らかにされました。(後略
http://gigazine.net/news/20130805-talk-about-fat/


炭水化物は敵ではない
headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130801-00010001-yomonline-sctch&p=1


 なかなか面白い記事かも。糖質制限の広がりを諌めようとしてちょっと失敗している感じがします。糖質制限側の記事は、人類の歴史や、インスリンと炭水化物の関係に触れたりして「理由らしいこと」も載せていますが、糖質制限否定側は「おかしくなるのではないか」とか
「宇都宮教授は「糖質を制限すれば、何をいくら食べてもいいというメッセージは危険だ。(健常な人は)エネルギーの50~60%を炭水化物から摂るのが適切」と訴えている。」

などと、何の理由も挙げずに危険としてしまっています。

これでは「ダメだからダメなの」というダメな親のしつけを見ている感じがしてしまいますなぁ。

記事に登場する医師の言うように、エネルギーの60%を炭水化物で摂るとすると、一日あたり2000kcalとしても一日2食として600kcalの炭水化物を1食で食らうのかよ。おっさんとか健康診断で引っかかった奴にとって、これは最早「ゆっくり死ね」と言っているようなもんだ。

なぜ食後高血糖が身体に良くないかというのは、


 また、正常人でも、白米や白いパンなど精製された炭水化物を1人前食べると、食後血糖値は60〜70も上昇することがあります。私はこれを「ブドウ糖ミニスパイク」と名づけました。糖尿病患者におけるブドウ糖スパイクほど大きな変動はないものの、人体に少なからず害を与えている可能性が高いからです。むしろ私は、このミニスパイクこそが、肥満やメタボ、そして生活習慣病の元凶と考えています。

 ここで重要なのは、1日に何回も糖質を摂ると、そのたびにミニスパイクが起きるということですそして、ミニスパイクのたびにインスリンが大量に追加分泌されて、代謝が乱れます。 基礎分泌の数倍から30倍ものインスリンが追加分泌されますから、人体にとっては救急車の出動に等しい緊急事態といえるでしょう。血糖値が180を超える とリアルタイムで血管内皮が傷つけられるので、すい臓のβ細胞はこの緊急事態を何とかおさめようと一生懸命にインスリンを分泌するわけです。

http://diamond.jp/articles/-/14764

という理由からです。「ブドウ糖ミニスパイク」覚えておきましょう。



 血糖値を下げるホルモンはたった一つ、インスリンしかないのに、血糖値を上げるホルモンは糖質コルチコイド、成長ホルモン、グルカゴン、アドレナリンなどなど沢山あります。ここから導き出されるのは、

1 ヒトにとって血糖値が高い状態というのはとても稀なことで、高血糖に対応するシステムは一つあれば良かった。

2 ヒトの身体は低血糖を回避することに重点が置かれている。


つまり、

人間の体は「米、パン、麺を3食主食として食べて健康でいられるようにはできていない」

ということですね。

ひょっとしたら、江戸時代とかの米ばっか食ってた日本人の食生活に、そのうち欧米型の食生活が日本に入ってきたから平均寿命が伸びたんじゃないでしょうか。なんて勘ぐってしまいます。白米ばっか食べて身体を壊す「江戸患い」(脚気)なんて言葉もありますしね。
>人間の腸の中にはいろいろな種類の細菌(腸内細菌)が住んでいて、人間が消化できないものを分解し、代謝する手助けをしている。東京大学の服部正平教授た ちが、日本人の腸内細菌と欧米人の腸内細菌を比べたところ、日本人の腸内細菌には、炭水化物を分解する能力を持つタイプが多いことがわかった。欧米人には 消化できない海藻の炭水化物(セルロース)さえ、代謝してしまう細菌もいた。

それは腸内細菌叢の話であって、日本人の腸に住む細菌達が突然変異を起こしたわけじゃないだろ。それなら糖質セイゲニストの俺の腸内細菌叢も、普通にご飯食べちゃってる人とはだいぶ違うと思うけどな。

それとこの話は「炭水化物を効率的に消化吸収できますよ」という話であって、「人には炭水化物が必要だ」という話にはつながっていません。


正直、糖質制限も

「糖質制限をして肌あれがなくなった!」だの
「糖質制限をしてスタミナがついた!」だの
「糖質制限をして花粉症が治った!」だの
「糖質制限をして20kgやせた!」だの
「糖質制限をしてアトピーが治った!」だの
「糖質制限をしてガンが治った!」だの

宗教っぽい気がして胡散臭さ大爆発ですが、上の記事のようにそこまでして米の地位を守る必要はあんの?って気がします。

ま、日本って瑞穂の国とか言って米と宗教ががっちり結びついていますからね。なかなか「洗脳」は解けないものです。

ラーメンも、タバコもアルコールもご飯も、同じ「嗜好品」ですから嗜む程度に摂取量を抑えると良いんじゃないでしょうか。
見た目絶対太りそうな、脂のしたたるステーキを数枚食ったところで実は太らないってのはなぜなんだろう。ちょっと考えてみました。



 今の世の中の主流になっている「カロリー量の摂取>消費」で太る説。実際に糖質を減らす食生活をしてみつとこのカロリーのお話が当てはまらなくなるのはなぜなのか。


昔々の大昔、まだ人間が農業ということを知らなかった時代、人間は狩りをして暮らしていました。


島先生の仮説によると、人類は骨を主食に暮らしていたそうです。

そしてご馳走としてたまに手に入る果実や木の実、野生動物の肉などを食べていました。

そこで蓄えた脂肪を使って生き延びていたわけです。もし、古代に四季がなかったら意味不明な話になりますが、一応実りの季節や、食い物がほとんど手に入らない厳しい冬の季節があったと思います。多分(笑)

で、「冬の前に来る」実りの秋に効率よく脂肪を蓄えられたものだけが冬を乗り切り、次世代に遺伝子を残せたのではないかなと思うのです。

今の私たちの身体が、果物に含まれる「果糖」に特別敏感に反応して「太らせようとする」のはそのせいではないかと。数百万年かかってそういう身体になるように、選別、淘汰されてきたと。

あぁ、これだと「人はなぜ糖質を摂ると脂肪を蓄えようとするのか」のワケになってしまいますね。脂肪を摂ってもほとんど太らないことはなぜなのかって話でした。

ええと、脂肪とタンパク質は島先生の説での人類の主食、骨の主成分です。

そこで、脂肪とタンパク質をバクバク食ったところでなぜで太らないかということを4つ考えてみました。


1 糖質無しでタンパク質や脂肪分を摂取して、すぐに太るような奴は動けなくなって、野生生物の餌食になってしまっていた。だからタンパク質や脂肪では太らない今の人類が出来た。

2 そもそも脂肪とタンパク質で太るには全然量が足りない。もっともっと大量に食う必要がある。例えば毎日霜降りのステーキを5kg食べれば太るとか。

3 最早、脂とタンパク質は身体に蓄積される「脂肪」とは全く無関係のシロモノで、各人に設定された、「ある一定量以上の糖質」を人体が感知すると、その時食べたものが糖質であれ、タンパク質であれ、脂肪であれなんであれ、「脂肪として」再合成して蓄えようとするだけとか。

4 タンパク質を食べることによる「食事誘発性熱産生」や、呼気によるケトン体の放出、基礎代謝の上昇などにより、アメ車みたいなものすごい燃費の悪い身体になるから。

いかがなもんでしょうか。

 ところで最近本屋で「糖質制限はやめなさい」という本を見かけます。そろそろ良い感じの断末魔が上がり始めているようです。

そういった今だに「バランスの良い食事を」などと叫ぶ思考回路停止系の方々は、海外でのこの動きに対してどういう意見を出すのでしょうか。


それを実行することは簡単ではありませんが、ハットフィールド氏は糖質を食べるのを止めました。糖質は体の中でブドウ糖(グルコース)に変わります。がん細胞はブドウ糖が大好物で、がん細胞が増殖し生存するためにはブドウ糖がどうしても必要なのです。したがって、がん細胞にブドウ糖を与えないようにすれば、がん細胞は死んでしまいます。

がん細胞を含めて全ての細胞はブドウ糖を燃料にしてエネルギーを産生しています。しかし、もしブドウ糖が枯渇した場合は、替わりの燃料(エネルギー源)であるケトン体に切り替えます。
しかし、がん細胞を除いてです。がん細胞はケトン体をエネルギー源として利用する酵素が欠損しているので、がん細胞はブドウ糖からしかエネルギーを作ることができません。一方、正常細胞は、ブドウ糖とケトン体の両方を利用できるのです。

「あなたの体の正常な細胞はブドウ糖とケトン体を状況に応じて使い分けるという適応能力を持っています。しかし、がん細胞はエネルギー代謝にけるこの適応能力(ブドウ糖が無いときにケトン体をエネルギー源として利用すること)が欠如しているのです。その点をがんの治療に利用できるのです」(抜粋

342)がんとケトン食:CBN番組「the 700 Club」から


「糖質は人体に絶対に必要だから、例えがん患者の悪化の原因になろうが食べて死ね」

とか言うのですかね。

ったく、バァちゃんが肝臓がんで死ぬ前に知りたかったなこれ。

 あぁ、ただ子供に糖質制限がさせないほうがいいかもしれないそうだ。インスリンが過剰に分泌されると、その後食事前より低血糖になる。そうすると、身体はもとの血糖値に戻そうとして、血糖値を上げる「成長ホルモン」を分泌させる。

寝ている時にメインで分泌される成長ホルモンが通常よりも多い回数分泌されて、結果としてその子は他の子よりも身長が伸びるそうな。

だから糖質制限は、成長が止まっての「ややオッサンになってから」がいいのかもしれませんね。


でもアメリカなんかでよく見るデブっこはやったほうが良いだろうなぁ。

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炭水化物ダイエットも間違えば、肥満の原因に
 日本糖尿病学会が3月に「炭水化物を制限しての減量は、科学的根拠が不足している」との提言を発表。これをきっかけに、炭水化物を巡る議論が沸き上がり、注目を集めている。ダイエット法としても人気の「糖質制限食」に学会が待ったをかけたためだ。(後略
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK0601C_W3A600C1000000/


 カロリー制限食の方も、2年を超える科学的根拠はなかったような気がするのですが。

ところで最近思うのですが、

私がこの方の言うことは信用するに値する(偉そう)と思う人物には共通点がありました。


三橋貴明さん、夏井睦先生、江部康二先生、近藤誠先生、


この方々にはなんとなくですが「自己否定」を容易にしてしまう方々なんだろうなと思うのです。


本当のところ、患者が健康になったら医者としてはお客さんが減ってしまうし、素人が自分の家で治療できるようになったら商売上がったりです。

兵士は平和になったら職を失うし、

消防士は火事がゼロになったら職を失います。


ただ、私が信頼している方々は、「そうなても他にも色々できるだろうし、国民や患者さんの為になるのなら別に良いかな」と良いそうな気がするのです。完全に憶測ですが。

自説や、先人から受け継いできた常識が間違っていた時に、それにしがみつかずにすぐ「捨てられる」方々だと思うのです。フットワークが軽いと言いますか。

それを考えると、何故人は太るのかを考えた時、上記記事のように色々と説明できないところが多すぎるカロリー神話にしがみつく方々を見ると、どこか哀れに思えるのです。



「信念で勝てるのなら、これほど楽なことはない。誰だって勝ちたいんだから」
 ヤンは信念などという台詞を聞くと鳥肌が立つ。信念とは願望の強力なものに過ぎず、なんら客観的な根拠を持つものではない。それが強まれば強まるほど、視野は狭くなり、正確な判断や洞察が不可能になる。

銀河英雄伝説 ヤン・ウェンリー
これは失敗に終わりそうな予感。


「ジャンクフード食わせろ」学校で“ポテチ”販売禁止、肥満大国アメリカの大ハレーション
 6月27日付米CNN(電子版)などによると、新連邦法によって学校内で販売可能となるお菓子は、必ず乳製品とタンパク質を含み、全体の50%以上が穀物や果物、野菜でできているか、4分の1カップ(液体だと50ミリリットル)分の果物か野菜を含んでいることが必須条件となります。どのお菓子も350キロカロリー以下でなければならず、そのなかには必ず200キロカロリー以下のお菓子が含まれていなければなりません。

 具体的には、朝食でおなじみのシリアル(穀物)にドライフルーツなどを加えて固め、棒状にした「グラノラバー」や、よりナッツやフルーツの割合が多い運動時などによく食される行動食「トレイルミックス」、油で揚げていない焼きチップスなどになるといいます。

栄養たっぷり「シリアルバー」、砂糖もたっぷり

 また、飲料に関しても細かな規定を設け、スポーツドリンクでも糖分が多ければ販売できないが低カロリーなら認められ、低脂肪・脂肪分ゼロの牛乳や果汁100%の果物・野菜ジュース、水はOKとなります。

 米国農務省(USDA)によると、全米の学校や食品・飲料メーカーは来年の7月1日までにこれらの基準に対応せねばなりません。つまり来年の7月1日からこの取り組みが具体化されるということです。

 何だかやり過ぎと思われる方もおられると思いますが、これでもまだ手ぬるいとの声が出ています。(抜粋
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/130714/wlf13071412010009-n1.htm


 アメリカはすでに

「脂肪を減らしてもデブは減らない」

「炭水化物を摂りすぎるとデブが増える」

ということを身を持って経験しているはずなのに、この食事指導はしょぼいですね。朝食にシリアルとかお前ら馬鹿なの?油で揚げてなくてもイモはイモでデブるんだよ。何なの?デブなの?死ぬの?

江部先生の2007年のブログにも、こう書かれているのに。


米国の大規模介入試験(5万人弱の閉経女性を対象に、対照群を置き、平均8年間にわたって追跡)において脂質熱量比率20%で強力に指導したグループは、対照群に比較して意外なことに心血管疾患、乳がん、大腸がんリスクを下げないことがアメリカ医学会雑誌2006年2月8日号で報告されました。

さらに、総脂肪由来カロリーの占める割合は1971年 (36.9% )から2000 年(32.8%) と減少しているにも関わらず、肥満は倍増(14.5%→30.9%)しています。この間増加したのは糖質の比率で、42.4%から49.0%となっています。ここまで検証してくると、過去の常識だった脂肪犯人説はかなり怪しくなって、糖質の過剰摂取こそが真犯人だった可能性が高まります。

ここに至り、米国では近年「低糖質ダイエット」が注目されています。これは私達の糖質制限食と理論的根拠は同じです。米国臨床栄養学雑誌2006年5月号の巻頭に「従来の高糖質・低脂肪食の長期的な影響は肥満改善には否定的であり、結局低糖質ダイエットが体重減少のためにはポピュラーなものになってきている。」という画期的な内容の論文が掲載されました。(抜粋
koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-31.html

確かアメリカは国を上げての脂肪摂取量の制限をして失敗したんじゃなかったっけか?

数年かけて脂質の摂取を減らしたら、代わりに炭水化物の摂取量が増えて太ったという結果がありましたよね。ちょっとソースは見つかりませんでしたが。では代わりに日本の例を。

 1988年以来、九州大学と中村学園大学の協力で糖尿病発症予防を目的に14年間、米飯を中心に糖質50~60%を 徹底して食わせ、カロリーを徹底して制限し、運動させた結果、

1988年の75g経口ブドウ糖負荷試験を用いた健診では、男性の15.0%、女性の9.9%が糖尿病だったそうですが、

2002年の調査では予想に反して、男性の23.6%、女性の13.4%が糖尿病と増加していました。

すっげー増えとる!

久山町では、アルツハイマー型痴呆の2005年の有病率も、1992年の約3倍になったという実験結果があります。

日本糖尿病学会推奨の「糖質60%、脂質20%、タンパク質20%」といういわゆる「バランスの取れた食生活(笑)」を続ける限り、炭水化物の犠牲者は減らないのでしょうね…

それでは復習を兼ねて、糖質制限十か条を再び。


『糖質制限食十箇条』 -糖尿病や肥満が気になる人に-

一、魚貝・肉・豆腐・納豆・チーズなどタンパク質や脂質が主成分の食品はしっかり食べてよい。
二、糖質特に白パン・白米・麺類及び菓子・白砂糖など精製糖質の摂取は極力控える。
三、やむを得ず主食を摂るときは未精製の穀物(玄米、全粒粉のパンなど低GI食品)。
四、液体でエネルギーを摂取しない。水や茶はOK。成分未調整豆乳は適量OK。
五、糖質含有量の少ない野菜・海草・茸類は適量OK。果物は少量にとどめる。
六、オリーブオイルや魚油(EPA、DHA)は積極的に摂り、リノール酸を減らす。
七、マヨネーズ(砂糖無しのもの)やバターもOK。
八、お酒は蒸留酒(焼酎、ウィスキーなど)はOK、醸造酒(ビール、日本酒、など)は控える。
九、間食やおつまみはチーズ類やナッツ類を中心に適量摂る。菓子類、ドライフルーツは不可。
十、できる限り化学合成添加物の入っていない安全な食品を選ぶ。

*抜く必要がある主食とは米飯・めん類・パンなどの米・麦製品や芋類などの炭水化物。
*炭水化物=糖質+食物繊維

http://koujiebe.blog95.fc2.com/


ところで、なんも知らない人に「なぜデブるのか」でつかみとして使える話が

「春雨ってすげー太るんだよ」(だってデンプンだし、丸美屋の麻婆春雨だと一食あたり炭水化物66gも入っているからビッグマック1個より太る)

「マヨネーズってめんつゆより太らないんだよ」(大さじ一杯あたり糖質0.2g。対してめんつゆはそばに使う小さめめんつゆ入れ150g、一杯で13.1g)

この辺から太る太らないを話すと興味持ってもらえるようでした。

というわけで、

たかがドラッグストアが、地域の寿命を伸ばすことと、デブ率を減らすことが出来たら面白いんじゃないかと思うのですがどうでしょうか。ニュースになりそうじゃない?
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